白い賢者 絶品の品 (第228羽)
[ナツシロ]
アトの、絶品の品ってなに〜
[アト]
よくぞ聞いてくれました
[ナツシロ]
やっぱり人参?
[アト]
ちゃうちゃう〜、山で撮れた木苺で〜す
[ナツシロ]
木苺ね。ジャムにすると美味しそうだね。
[トロロ隊長]
タイガーにゃん、例の言っていた
絶品の品は、どこにあるにゃん!
[タイガー]
隊長、それはこれからだワン
最高の品は、最後に決まってるだワン。
[トロロ隊長]
にゃん、わかったにゃん。
[アト]
絶品の品なんのこと?
[お父さん]
アト、たぶんこれのことじゃないか?
[ナビ]
ドン。
父さんが包みをテーブルの上にだした。
包みを開けると、葉に包まれた
燻製の肉が出て来た。
[タイガー]
お父様、今日の逸品は、なんでしょうワン
[お父さん]
タイガー君、よくぞ聞いてくれた
牝牛の希少部位だよ、
今回は、市場に卸す前にキープして
しておいたのだよタイガー君
[アト]
なんだ燻製肉か?
トロロちゃん?
[トロロ隊長]
にゃんも、食べたいにゃん。
[お母さん]
うふふ。今日だけですよ〜〜。
[アト]
お母さんまで、ワイン持って来て!
[お父さん]
今日の出来は完璧だと思うぞ〜
さっ、切り分けて行くぞ。
[アト]
久しぶりに、ぼくも食べようかな〜
[お父さん]
食べてくれ、父さんの最高傑作だ〜
[タイガー]
ワン。では、いただきます。
ウオォーー、ワン、口の中で溶けるワン
この前に食べたローストビーフの
上を言ってます。お父様!
[トロロ隊長]
この匂いは、ゴクリニャン
食べるにゃん。
にゃ〜〜〜〜ん、う、う、美味いにゃん!
ほんとにゃん、溶けたにゃん、
口の中で消えたにゃん!
[アト]
あーーん、ん?これ!美味しい。
[お母さん]
うーーん、ワインに合うわね〜〜。
じゃあ、わたしは、チーズを出そうかしら
[タイガー]
ワォーーーン、お母様、チーズを
出していただけるワン。
[トロロ隊長]
チーズ! チーズにゃ〜〜〜〜ん
[アト]
あっ、チーズね。
[お父さん]
母さん、だいぶ酔ってないか?
[お母さん]
少し、炙ったナイフで〜、焦げ目を〜。
[トロロ隊長]
チーズもいい匂い。
チーズにゃん、美味しいチーズちゃんにゃん
お肉に合わせるにゃん。
[お父さん]
今日は、絶品日だワン。
お母様、鼻を通り抜ける香り、
最高チーズですワン
[お母さん]
タイガー君は、お世辞が上手いなんだから
ひっく。
[お父さん]
母さん。今日は、これでお開きかな。
お母さん、ベッドに行きますよ。
[お母さん]
あなたは、お酒が弱いわね
もう、終わりなの?まだまだ飲むわよ
[アト]
お母さん、楽しそう。
みんな今日は、ありがとうね
[トロロ隊長]
アトにゃん、どうしたにゃん?
[アト]
トロロちゃん、
ぼくの部屋で一緒に寝ようか?
[トロロ隊長]
いくにゃん、アトと寝るにゃん。
今日は、お泊まりにゃん
[アト]
あれ?タイガは?いつも
どこで寝てるの?
[タイガー]
ここで、寝てるワン
[アト]
やっぱり。
ごめんね、タイガ、
明日は、家を作るからね
でっかいベッドを期待していて
[タイガー]
気には、してないワン
床で寝るのも悪くないワン
大きなベッドは楽しみだワン
ギルマス、明日は、よろしく頼むワン
[アト]
じゃあ、先に寝るね。
おやすみ、タイガ。
[ナビ]
タイガーは、料理とワインを楽しみながら
絶品の品でひとときを楽しんだ。
[ナツシロ]
アト、夜中に起きてどうしたの?
[アト]
ちょっと、のどが渇いた、お水〜〜
ワァッ!
[ナツシロ]
どうしたの?
[アト]
タイガが座ったまま寝てた
[ナツシロ]
タイガー、起用ね。




