白い賢者 ヒラマ様の部屋 (第21羽)
[ナツシロ]
とうとう禁断の部屋ね
[アト]
それは次の話し
[ナツシロ]
あわわわわわ
この部屋、いい部屋ね
[アト]
これから見るとこだよ
[ナツシロ]
はい、それではお邪魔します。
[ナビ]
次の扉を開けた瞬間
[マラ]
そこは寝室じゃ
[ナビ]
アトの指輪から
さみしいさ、悲しみの感覚が流れて来た
ぼくのこころにマラの記憶がながれて来た
ヒマラ様がすやすやと気持ちよく
寝ている姿だ
[アト]
マラの記憶?
[ナビ]
アトは戻り、走って紙と筆を取ってきた
[マラ]
アト、何をしておるのじゃ
[ナビ]
アトは紙に「ヒラマ様の部屋」と書き
部屋に貼った
貼られた紙が曲がっていたが
[マラ]
アト、ありがとう。
と感謝をした
[アト]
ぼくはね、ヒラマ様が大好きなんだ
お母さん、お父さん、みんな、みんな
大好きなんだよ
この村だけじゃない
魔王を倒した英雄冒険者だからね
ヒラマ様はすごい、すごい賢者なんだ
アトの夢は〜、賢者になる、そうだ
賢者になって悪い奴から村を守るんだ
だから悲しまないでマラ
[マラ]
わらわは悲しくない
嬉しいのじゃ
アトに会えたじゃろ
[アト]
ぼくに
[ナビ]
指輪から悲しみがさっていった。
指輪から暖かく、とても優しい気持ちが
流れてくる
[アト]
魔法を教えてくれる?
[マラ]
もちろんじゃ
[ナツシロ]
ヒラマ様の部屋ってどんなだったの
[アト]
すっごい、いい香りがした、花の香り。
[ナツシロ]
ベッドもふかふかなんでしょうね
[アト]
この話しの流れで使えないよ
[ナツシロ]
それもそうね。




