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ジャオジャオ・ザ・ワールド『迷子』

*注意*

キャラ崩壊

下ネタ

微百合?な描写

一部過激な描写


があります。


許容できる方のみ、ご覧下さい。



は〜い! みなさんこんにちわ〜! みなさんに笑いと投げナイフと両手突きを届ける、美鈴と咲夜の「ジャオジャオ・ザ・ワールド」で〜す! よろしくお願いしま〜す! ところで咲夜さんっ! 私、この前人里で迷子を見かけたんですけど、そういう時ってどーすればいいか、わからないんですよ〜、紅魔館のメイド長、完全で瀟酒な従者な咲夜さんに、その完璧な対処方法をご教授願いたいっ! このとおりっ!

い〜いでしょ〜う! この十六夜咲夜、ヘッポコ門番の美鈴にその対処法を伝授しよう! そのキーワードは……「ケーキ」!! では紅美鈴くん、君は迷子を演じてくれたまえ、私が完璧にエスコートしてしんぜよう、いくぞっ!! ……むむっ、あんなところにいたいげな迷子が! いくぞっ! とお〜う! やい! 迷子! 貴様……、この飯を喰らえ! じゃなかった……、ケーキを喰らえ! この「シティー・オブ・ザ・レッドナイト」か、「グリーン・レクイエム」か、「限りなく透明に近いブルー」か、喰らえ〜い!

うわ〜ん! へんなおねいちゃんに訳のわからないケーキを食うように強要されたー! それにテンション高いし眼光鋭いし、なんか時間停止モノのエロ漫画みたいに時間停止されてヘンなイタズラされそうだよー! えーん! ママ〜!

貴様っ! 私の文学的なケーキ群の数々をくだらないエロ漫画と重ねるとは……、実に奥深いっ! 私が思うに文学とエロ、広義に愛、は、切っても切れない縁だ! まさに清潔が謳われる世界で不潔を突き進む(各所に失礼か!)大衆エロ漫画とは、もはや文学の担い手といってもいいのではないかっ! さあ少年っ! 私と一緒に隔絶された城の中でソドムの饗宴へと洒落込もうっ!

えっ、うっ、あっ、いや……、色がカラフルかぁ〜い! レッドにグリーンにブルーって、色がカラフルか〜い! 人工着色料か〜い! 咲夜さ〜ん、ダメダメダメダメ、ですよぉ〜、私の方が上手く出来るんじゃないんですかね〜、次! 私がやりま〜す! 咲夜さん、迷子の役、やってくださいねぇ〜、いきますよ〜、ホイっ! ……、あれ、あそこに泣いてる子が……、お母さんとはぐれちゃったのかな……、う〜ん、誰も声かけてないなぁ、よし、私がやるしかない! もしもし〜、ぼく〜? どうして泣いているのかな? お姉さんとちょっとお話ししてみない? とっても悲しくて泣くのが止まらないなら、お姉さんと一緒にケーキでも食べない? そしたら落ち着くかもよ!?

うわ〜っ! マジふつうかよー、フ、ツ、ウー、これじゃきょうびの子供なんか泣き止まねえよー、お姉ちゃんみたいなヴァカの言うことなんか聞きたくもないよー、じゃあ、どうしたら言うこと聞いてもらえるかだって? そんなもんきまってんだろー、パンツだよ、パ、ン、ツ! ケーキで子供釣ろうなんて考えが甘い! ケーキだけにな! 今の子供は早熟なんだよ! 性の目覚めが早いんだよ! ということで、とりゃ〜い! うっほほ〜い! ピンク! ピンク! ピンクのエッロエロのパンツやんけ、く〜! お姉ちゃんエロいなぁ! 今日彼氏と会うんか? 一世一代の大勝負ってか! いいもん見せてもろたわ〜!

おいクソガキ、なめるなよ、お前、迷子どころか老衰至るまで人生のろとうに迷わせてやろうか……、んも〜う! 咲夜さん! 何させてくれるんですかぁ〜! これじゃ迷子の対処法もわかんないし、咲夜さんには汚されちゃうし……、もうお嫁に行けないですよー、そうしたら、咲夜さんに責任とってもらいますからねっ! でも本当にどうすればいいんですかー、私このままじゃ迷子見捨てることになっちゃうですけどー。

うふふ、案ずるな美鈴よ! これから責任をとって手取り足取り、私が迷子の対処法をみっちり叩き込んでしんぜようっ! 美鈴の全身を! 舐め回すように! ラァイィィィ……、ドオォォォンッ! 泣いてる迷子の涙を拭き取り交番に連れてくっ! リピート!

泣いてる迷子をケーキで誘って自宅に引きずり込む! 誘拐っ!

泣いてる迷子の連絡先聞き自宅へ電話するっ! リピート!

泣いてる迷子の生活圏絞り自宅を特定するっ! ストーキングッ!

泣いてる迷子と公園に行って知人探してみるっ! リピート!

泣いてる迷子闇賭場に連れてて親を探してみるっ! 闇賭博っ! わかりました咲夜さんっ! 私もやってみますっ! 泣いてる迷子を見つけ出すためとバイクで駆け回るっ!

変態!

泣いてる迷子の涙を小瓶へ香水として使うっ!

狂気!

家庭不和の子をネットで釣り上げ自宅に監禁す!

犯人!

休日に行楽地へ赴きいいカモを物色っ!

悪徳!

た、た、た、高まってきたー! これで私も! 立派にパティシエになれますね!

いや壮大な時間の無駄ーーー!! お前が人生の迷子じゃー!! ナイフズバーン!! ズバババーーーン!! 美鈴! かなり反省なさいっ! まあ、迷子は交番か、行楽地ならインフォメーションに預けるのが無難ね、ご両親もそこに駆け込むでしょうから、間違っても美鈴みたいなことしちゃダメよ、これから美鈴にはそのことを、カ、ラ、ダ、に、みっちり調教してあげなきゃ、大事なのはアメならぬ「ケーキ」、ムチならぬ「ナイフ」なんてね、ふふふ……、じゃーあ、美鈴を私色に染めるわよーっ! ということで終わりでーす! ありがとうございましたー!!


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