【番外編】村の守り神になっちゃいました!? ~イザークさんのちょっと複雑な気持ち~
ギルヴァントさんと出会う前、村でのヨウコの日常を描いた番外編。
村に馴染みまくるヨウコと、それを見守るイザークさんの複雑(?)な心境をお楽しみください!
狼退治のあの日からも、ヨウコは腕力スキルを活かして村の仕事を次々と手伝っていた。
重い荷物運びから柵の修理、果ては水車の調整まで――その働きぶりに、村人たちはすっかり感服。
いつしか「村の守り神」とまで呼ばれる存在になっていた。
最初の第一印象は最悪だったイザークの幼なじみ、リトとも今では飲み友だちに。
夜になると一緒に酒を酌み交わし、笑い合う仲にまでなってしまった。
そんなヨウコの姿を、イザークは少し離れた場所から眺める。
村に馴染み、笑顔で過ごす彼女を見て、心底ほっとする――…
……だが同時に、"みんなのヨウコ"になりつつあることに、妙な胸のざわめきも覚えていた。
もちろん、当の本人はそんなことに気づくはずもなく。
今日も異世界生活を思いきり楽しんでいるのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
本編の空白期間で、ヨウコがどれだけ村に馴染んでいたかが伝わったでしょうか?
イザークさんの気持ちの変化も、今後の本編で少しずつ描かれる予定です✨
次回からまた本編に戻ります!お楽しみに♪




