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(二)-2

 拓弥と翔太は社長とカメラマンに別れて可和越駅の方へ並んで歩いて行った。途中、下校中の女学生とすれ違ったが、そのたびに、二人を見て黄色い声を浴びせてきた。

 翔太はそういうのを全く気にしていないようで、初めてのアルバイト代の封筒を開けて中を確認して一万円札が入っているのを見ると、嬉しそうに「こんなに入ってるよ」と喜んでいた。

 拓弥もそんなことを無視してとにかく駅へ向かって歩いていた。


 東部鉄道の券売機の所まで来ると、翔太が「加島君はどこに住んでいるの? どこまで行くの?」と聞いてきた。


(続く)

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