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(一)-4

 そのドアを開けて拓弥はその中に入った。

 部屋に入るとすぐ目の前に黒い革のソファーが、ローテーブルを挟んで(つい)に置かれており、そこに派手な花柄のワンピースの洋服を着た高齢の女性と、若くて目鼻立ちの整った男の子がいた。

「これでようやく揃ったわね。随分待ったわよ」

 高齢のケバい女性が拓弥にそう言った。

 そう続けると、社長は拓弥に若い男性の隣に座るよう促してきた。

 拓弥はそれに従い、若い子の隣に腰掛けた。若い子は、緊張しているのか、少し顔がこわばっているようだった。


(続く)

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