5/4【一番になれない】
こんにちは、みのりです。
ゴールデンウィークも終盤になりました。
今日は会社帰りにコンビニでちまきを買いました。
結構高いなあって思ったんですけど、おいしかったからいっか……。
昨日、人に自慢できない特技についてお話したのですが、今日はその続きです。
私はすばやく仕上げることは苦手なのですが、こつこつ作業をすることが好きです。
人と話すことが苦手なので、作業に没頭できるんですよね。
友達がいると、作業に集中できないことってあるじゃないですか……。
せっかくいい感じに刺繍をしている時に声をかけられると気が散りませんか?
家庭科の授業のとき、友達と話しながらミシンをかけている子がいました。
私には信じられませんでした……。
しかも、そんな状態で作ったワンピースは、とても素敵なものだったんです。
できる人って……いるんですよね。
私みたいに集中しなくても、片手間で何でもこなしてしまう人……。
文芸部にもすごい人がいました。
私は何度も改稿を繰り返して、ひとつの作品を完成させるのに二ヶ月かかったんです。
でも、後輩は二ヶ月の間に、40本もの短編を書き上げたんです。
部誌に掲載する作品を選ぶのに悩んでいました。
私は一本しか書いていないので、悩むことは無かったし、批判が怖くて掲載を見送りました。
高校、専門学校の頃は、毎日自分でお弁当を作ってもって行っていました。
私はサンドイッチが好きだったのでよく作っていました。
文化祭の時に、サンドイッチ屋をやることになって調理係になったんです。
でも……私は、作ったものを袋詰めする仕事を割り振られました。
ぐちゃぐちゃにバターが塗られたサンドイッチでしたが、めちゃめちゃおいしいと好評でした。
なんと言ったらいいのでしょうか、私は……一番になれない人みたいなんです。
それなりに裁縫が出来ても、私よりもうまい人がいて、埋もれてしまうんです。
毎日小説を書いて完成させても、後輩の30分で書き上げた短編のほうが面白いんです。
自分のほうが上手に作れるのに、言い出せないんです。
自分が作ったほうがおいしいと思うのに、他人が作ったものをおいしいと言ってしまうんです。
自分がやることは、常に他人のほうが賞賛を浴びていると…感じています。
会社でも、みんなと同じ仕事をしているのに私だけいつまでたっても平社員です。
町内会でも、どれだけ掃除を手伝ってもお年寄り達のクレームを受けることが多いです。
他の人たちと同じように掃除をしていても、なぜかいつも私だけが手際が悪いと怒られるんです。
行動が遅いから、悪い意味で目立ってしまっているのかもしれません。
どうせ何も言わないだろうからこちらから言わせて貰う…そんな風に思われている気がします。
私は今まで、選ばれた経験がほとんど無かったりします。
公募に応募しても一度も通ったことがないし、テレビにメッセージを送っても読まれたことがありません。
受験の時は推薦がもらえませんでしたし、代表者やリーダーになったためしがないです。
私はいつも…一番の子と比べられる位置にいるようなタイプです。
「こっちのほうが上手だよね!」
「こっちのアイデアを使うことにする」
「こっちのほうがおいしい!」
「こっちのほうが読みやすくておもしろい!」
「あんたなんかじゃ話にならないよ!」
「あんたじゃなくてあの人に頼むつもりだよ!」
自分が選ばれない理由、分かってはいるんです。
こんな口を開けば自虐ネタしか出てこないような人、みんな関わりあいたくないって思ってる……知ってるんです。
私自身は、不満を他人に聞かせることはまずないのですが……。
不思議ですね、きっと私のネガティブは声に出さなくても…伝わってしまうんだと思います。
伝わって欲しくない感情ほど、まわりの人たちが敏感に嗅ぎ取ってしまうんですよね。
よほど私は…悪感情を溜め込んでしまっているのでしょうか?
少しでもいいので、Vlogを作ることで溜め込んだ悪いものを消化できたらと思います。