登場人物紹介 4
☆クレルフォン国王 オピネル8世 (24歳)
身長は高すぎもせず低過ぎずもせず、体型も痩せ過ぎずも太りすぎずもせず。優しい性格がそのまま現れたような穏やかな顔立ち。表情が乏しいのでいつも寂しげ、もしくは不機嫌に見えてしまう。地味で見栄えがする外見ではない。朝見の儀式などでは、この隣に人一倍見栄えの良いレンブラント侯爵が立ったりするので、さらに地味に見えてしまうのがガランダッシュ宰相の密かな悩みだったりする。本人はいたって気にしていない様子。
政治に関しても、それほど熱心に取り組む姿勢は見せず。実務は有能なガランダッシュ宰相に任せきりになっている。ニネットを王妃に迎えるのに不満はなさそうだが、今のところは妹のような感情止まり。
モリスとは王宮で共に育った仲であり、友人関係。親しい間柄の人間に仕掛けるサプライズは大好きで、そのための準備に自ら時間と手間を掛けるのは厭わない。実は、モリスとエムリーヌの結婚を一番楽しみにしているのは、この人だったりするかも。
☆ニネット・オドレ王妃 (14歳)
3歳でルーブルーエ国から輿入れした、オピネルの王妃。素直で賢いが、まだ子供っぽさも残る無邪気な性格。結婚10周年の祝いに国王が王妃にプレゼントした小さな離宮と、その周りに広がるポンポワーヌ庭園でお茶会と称して、親しい人間とおしゃべりに興じるのが最近のお気に入り。後見役のヨラ侯爵に気を許している。甘い菓子やかわいらしい玩具などに目が無く、ヨラ侯爵はそれらを持参して、せっせと王妃のご機嫌を取っていた。物心がつく前に両親とも母国とも切り離されてしまったので、輿入れの際に母親の代わりに同行した、乳母のミレジーム伯爵夫人に全幅の信頼を寄せている。
☆タイス・ルシール・ミレジーム伯爵夫人
ニネット王妃の乳母。ルーブルーエ国よりクレルフォンの王宮にやって来た。夫人の夫は本国に在中で、現在の夫人の恋人はヨラ侯爵。当然恋人のヨラ侯爵を贔屓しているので、政治に無垢な王妃をヨラ侯爵派に引き込もうと(表立ってはできないので)陰ながら工作をしている。王妃の周りで起きたことを、ヨラ侯爵に伝えているらしい。
恋人といっても利益がらみの仲なので、表面上はクールで相棒のような関係。
☆女官長
王妃付きの女官長。ガランダッシュ宰相派。王妃を宰相派に傾けようと、ミレジーム伯爵夫人と水面下での争いを繰り返している。王妃と国王との仲が良好なのはこの人の功績。(この物語には全く関係ないが、王宮で幼年時代の国王やモリスたちの面倒を見ていたという縁もあって、この方はモリス推し)
☆パトリス・ホルベイン (13歳)
エムリーヌの弟。次代のホルベイン卿となる予定の男子。ジョリイ伯爵領ホルベイン村からひとり、南ターレンヌのレンブラント館まで、エムリーヌの見舞いにやって来た。ホルベイン家の姉弟順としては、エムリーヌのすぐ下の弟にあたる。
☆ヨランド・ホルベイン
エムリーヌとパトリスの母親。ちょっと頼りないホルベイン男爵を助けて家計を切り盛りする賢婦。エムリーヌの行儀作法や言葉づかいを修正して、なんとか貴婦人に見えるように矯正したが、伸び伸びと育った娘はどうかすると地が出てしまう。
娘の身分違いの結婚を心配して、頻繫に手紙を寄越していたが……。
☆尼僧アイリス
パトリスを、ジョリイ伯爵領ホルベイン村から南ターレンヌのレンブラント館まで同行してくれた人物。ジョリイ伯爵の部下であった男が操縦する馬車に乗って来たことや、パトリスが彼女を異様に避ける態度を取るのでエムリーヌが警戒する。エムリーヌ曰く、尼僧にしては眼つきが鋭い。
「エムこん」へご来訪、ありがとうございます。
(これでも)登場人物を増やさないようにしていたのですが、遂に4まで来てしまいました。。。o(゜^ ゜)ウーン
尼僧アイリスに限っては、実は○○○○○○○○(探せばすぐに正体はわかる!)なので書かないようにしようかとも考えたのですが、最後の重要人物なので一応加えておきます。
どうして女官長だけ役職名で名前が無いのかといえば、名前が付くとエピソードが増えるからです。





