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終焉の詩姫  作者: 立川マナ
第四章
207/365

前夜祭 -6-

 扉を開け、廊下へ一歩足を踏み出したときだった。


「カヤ」


 予想もしなかったその声に、カヤはハッとして振り返る。

 声の主は丁度階段を上りきったところだった。廊下の赤い絨毯に片足だけ乗せ、金色に輝く手すりに手を置いた状態でこちらを見ている。さっきまで来ていた黒いベストはなく、ワイシャツに黒いズボンと革靴。それでも様になっているのは、彼が気品ある顔立ちをしているからだろうか。


「和幸くん」とカヤは目を丸くしてあとずさる。が、その背中をユリィが左手で――怪我をしていないほうの手で――止め、さらに部屋から追い出すように押し始めた。


「ユリィ!?」


 思わぬユリィの行動に、カヤは仰天して振り返る。必死に足に力を入れるが、華奢な彼女が男――それも二つ年上の――に対抗できるわけはなく、されるがままに部屋から押し出された。その足元をすばやくシャム猫がすりぬける。ユリィはそれを確認し、カヤに続くように何食わぬ顔で部屋から出て扉を閉めた。

 カヤは廊下に出てくるなりすぐさま俯き、赤い絨毯に視線を落とす。和幸が近づいてくる気配を感じたのだ。


「話がしたい」


 彼の真剣な声がすぐ近くから聞こえてきた。きっと、すぐ傍に――手の届くところにいるのだろう。

 胸が締め付けられ、緊張で息が荒くなる。また、彼を傷つけるようなことを言わなきゃいけない。それがつらい。でも、彼の幸せを思えば……

 カヤは覚悟を決めて顔を上げ、和幸を厳しい視線で見つめた。


「話すことはなにもない。何度も言わせないで」

「ああ」和幸は冷たくも思えるような、真剣な表情で答える。「これで最後だ」

「!」


 最後――その言葉に、カヤは目をむいた。胸に激痛が走る。

 今までの和幸とは違う。どれだけひどいことを言おうと、しつこいくらいに食い下がってきたというのに……。彼もやっと諦める決意をしてくれたのだろうか。そう思うと、安堵すべきなのに……果てしない絶望と孤独に襲われた。だめよ、とカヤは自分を諌める。これでいいはずだ。これこそ、待ち望んでいた展開ではないか。彼が自分から離れ、全てを忘れ、もっとふさわしい女性と出会って幸せな家庭を築く。そのために、この身を犠牲にしてでも世界を守ろう。そう思ったのではなかったか。なのに、なぜショックを受けている? なぜ、彼にすがりついて「全部嘘だから」と泣き叫びたい気持ちにかられている?

 今、口を開けば、言葉が暴走する。封じ込めていた気持ちが言霊となってあふれ出してしまう。これまで必死に堪えてきたというのに――全てが水の泡になる。カヤは口を固く結んで心の荒波が収まるのを待った。

 その様は、しかし、和幸からすれば、反抗的に黙りこくっているようにしか見えない。和幸はカヤを切なげに見つめ、ひっそりとため息を漏らす。そして彼女の傍らに佇む茶髪の少年に一瞥をくれた。


「借りるな」


 低い声でぽつりとそう言い、和幸はカヤの腕をつかんで歩き出す。突然引っ張られ、カヤは転びそうになりながらも足をばたつかせてなんとか体制を立て直す。「ちょっと、和幸くん」と頼りない声を漏らすが、彼がどんな性格は分かっている。こう熱くなってしまった彼は、なんとわめこうが止まらないだろう。カヤは不安げな表情を浮かべつつも、諦めたように唇を閉じて和幸に掴まれている腕の力を抜いた。――そのときだった。


「待って!」


 それまで大人しかったユリィがいきなり声を張り上げた。

 さすがに驚いて和幸は足を止め、弾かれたように振り返る。カヤも、聞いたことのないユリィの怒鳴り声に目を丸くして上半身をひねった。

 追いかけてくる様子はなく、ユリィはただ直立不動で佇み、和幸を真剣な表情で見つめている。そして、その薄い唇がいつも以上に大きく開かれ、


「君の幸せって、何?」


 ユリィを知っている者なら、そのはきはきとした口調にあっけにとられていたことだろう。いつものらりくらりとしている彼にしては珍しく、歯切れのある言葉だった。


「は?」


 和幸は訝しそうに眉をひそめ、ユリィを睨みつける。ユリィの視線から、自分に問いかけていることは明らか。が、ろくに知りもしない人間にするような質問ではないだろう。いきなり、何言い出したんだ? と和幸は気味悪くも感じた。


「君の幸せが何か、教えてほしいんだ」


 ユリィは落ち着いた声で再度丁寧に質問を繰り返す。

 不快そうに顔をしかめる和幸の隣で、カヤは呆然としていた。ユリィの質問には聞き覚えがあった。何を隠そう、自分も同じ質問をユリィにされたのだ。ついさっき、休憩室の中で。


――ねぇ、パンドラ。彼の幸せって何?


 そして、ちゃんと覚えている。そのとき、自分はきちんと答えたはずだ。なのに、なぜこうして本人に同じ質問をしているのだろうか。答え合わせのつもりだろうか。


「俺の幸せ?」ふと、貝のように閉じられていた和幸の口が開き、苛立ったような声が出た。「お前に関係ねぇだろ」


 ユリィは「え」と、まるで意外そうに目をむいてきょとんとした。どうやら、回答を拒否されるとは思ってもいなかったようだ。誰が知らない奴に、自分の幸せを語るんだよ――和幸は呆れたように首を横に振り、踵を返して歩き出す。 


「あ」


 和幸に急に腕を引っ張られ、カヤは力の抜けた声を漏らす。乱暴な足取りの彼に、半ば小走りになりながらもついていく。いや、引きずられていく。後ろ髪をひかれるように何度もユリィに振り返りながら、和幸とともに角を曲がって姿を消した。


***


 和幸は扉を勢いよく蹴り飛ばし、鍵ごと壊して中に入った。「ここ、なに?」と戸惑うカヤの声を無視して、部屋の奥へと突き進む。その背後で、やや「く」の字に曲がったドアがぎこちなく閉じていく。が、変形した扉がドア枠にうまくはまるはずもなく、完全に閉じることは無かった。窓もなく、電気もつけていない暗い部屋で、その隙間から漏れる光だけが頼りだ。

 縦長の六畳ほどの狭い部屋。辺りを見回すと、掃除用具とねずみ色のつなぎ(おそらく清掃係用だと思われる)が木製の棚にびっしりと敷き詰められている。倉庫? と、カヤは眉をひそめる。

 部屋の奥にたどり着き、和幸はやっとカヤの腕から手を離した。そして、くるりとこちらに体を向け、いきなり問いかける。


「脅されてるわけじゃないんだな」

「え?」質問の意味が分からず、カヤは目を瞬かせた。「何の話?」

「てっきり、あの男に弱みを握られて……仕方なく、俺と別れたんだと思ってたんだ。お前の意思じゃなく、全部、無理やりさせられてることなんだ、て信じてた」


 あの男とは、ユリィのことだろう。そんな風に思っていたのか。カヤは思わぬ事実を知って目を見開いた。そして哀しげに柳眉を寄せる。彼のことだ。さぞやひどく心配していたに違いない。それで、いきなりユリィに殴りかかったのか。また、自分を守ろうとしてくれたんだ――カヤは罪悪感と、そんな彼の愛を受け入れられない苦しさに唇を噛み締めた。


「そういうんじゃないの」せめて、安心させなきゃいけない。カヤは微笑を浮かべて和幸を見上げた。「ユリィはいい人だよ」

「ああ、そうみたいだな」


 間髪入れずに返ってきたのは、和幸とは思えないほど冷たい声だった。カヤはゾクッと悪寒が走るのを感じた。思わずあとずさると、背中に棚が当たる。驚いて反射的に振り返ったカヤの目の前に、唐突に何かが伸びてきて視界を遮った。それが和幸の腕だと気付き、「え」と声を漏らす。

 後ろは棚。右は壁。そして左は――棚を押さえるように伸びた和幸の腕にふさがれている。逃げ場は無い。和幸はここでケリをつけるつもりなんだ。カヤは震える手を胸元に伸ばして十字架を握り締めた。


「これが最後だ」和幸は真剣な表情で脅すような声で告げる。「もう一度だけ聞く」


 カヤは動揺していることを悟られないように呼吸を整え、顔を前に向きなおす。毅然とした表情をなんとかつくり、ゆっくりと顔を上げ――そして、目に飛び込んできた彼の表情に息を呑んだ。和幸が別人のようだった。そこにあったのは腹をくくった男の顔。眉間に若干皺をつくり、殺気さえも感じさせる鋭い眼光を瞳に宿らせている。和幸というよりも、正義に近い表情。カヤはそんな印象を受けた。

 十字架を握り締める手に力がこもる。

 その瞬間、彼に怯えている自分に気付いて、カヤは強い自己嫌悪に襲われた。いつも真面目で優しくて、自分を何よりも大事に思ってくれる彼。つい三日前まで、未来を共にすると信じていた愛する人。運命の人と心に決めた男。そんな彼が、見知らぬ人間のような雰囲気を放って目の前に立ちはだかっている。何を隠そう、彼をそこまで変えてしまったのは自分だ。こんな表情をさせているのは自分に他ならない。全て自分が引き起こしていることだ。怯える資格なんてない。

 ギシッと木がきしむ音が耳元でした。棚にかけている彼の手に力が入ったのだ。そして、押し殺したような低い声がつぶやかれる。


「本気で、俺と別れたいのか?」


 カヤはおもむろに十字架から手を離し、真っ直ぐに和幸の瞳を見つめる。今度ばかりは、どれだけ胸が痛もうと、目をそらすわけにはいかないと思った。それが自分にできるせめてもの責任だと思った。

 カヤはすうっと息を吸い、睨みつけるように見つめて答える。


「私たちはつりあわないし、私はユリィのこと――」

「いい加減にしろ!」


 言い終わらぬうちに、和幸は怒号をあげた。カヤは思わずびくっと体を震わせ、眉根を寄せる。


「もうたくさんだ」

「たくさんって……」和幸の迫力に気圧され、カヤの声は消え入った。


 和幸は腰をかがめ、カヤに顔を近づける。今にもうめき声を上げそうな苦悶の表情だ。体中の痛みを堪えているかのようにさせ見える。カヤはそんな顔で見つめられ、口を噤んだ。


「好きな人ができた? つりあわない? ふさわしくない? 逃げてるだけだろ!」


 耳元でする棚の軋む音が激しくなっている。和幸がまた力のコントロールを失っているのだ。――カヤの心に不安がたちこめ、「和幸くん」となだめるように呼びかける。が、その声が今の和幸に届くはずもなく、彼は鼻で笑って視線をそらした。


「俺も人のこと言えねぇな」吐き捨てるようにそう言って、呆れたような笑みを浮かべる。「葵の言っていた意味、やっと分かった」

「葵?」


 聞き覚えのある名前に、カヤはつい声に出して鸚鵡返しをしていた。

 だが、どうやらそれは独り言だったようで、和幸は特に説明する様子もなく、また熱い視線をカヤに戻すと力強い口調で言う。


「本気で別れたいなら、ちゃんと言え」

「言うって……何を?」

「俺のことが嫌いになった。二度と会いたくない。そう言え」


 その言葉に、カヤはぎょっと目を見開いた。何も言葉がでない。言いようの無い複雑な感情が、戸惑いとともに心の中で暗雲となって立ち込めている。強い覚悟も決意も覆い隠してしまうかのような分厚い雲だ。


「和幸くん……」やっと出てきたのは、そんな弱々しい声だった。

「そしたら、目の前から消えてやる。二度と現れない。約束する」


 カヤの喉が焼けるように熱くなっていった。水分が全て蒸発してしまったみたいだ。カラカラになった喉からは声は出そうに無い。


「それくらいじゃなきゃ、俺はお前を諦められない」


 つっかえ棒のように棚に押さえつけている手にぐっと力がはいる。今にも尋常でない握力で壊してしまいそうだ。和幸はなんとか力を制御してそれを防いでいた。だが、そんな理性が吹っ飛ぶのも時間の問題のように思えた。――それほど、苦しかった。


「カヤ」救いを求めるような瞳でカヤを見つめ、かすれた声を出す。「なんで俺はお前を困らせてる?」


 ハッと目を見開くカヤに和幸は「頼む」と懇願する。


「聞きたいことは他にもある。分からないことだらけだ。でも、どうでもいい。とにかく、俺が今聞きたいのは……お前の気持ちなんだ。お前が俺をどう思ってるのか。俺にとって重要なのはそれなんだ」


 カヤは今にも泣きそうな表情で俯いた。その間も、和幸はまくし立てるように言葉を続ける。


「フるならちゃんとフッてくれ。俺のことを嫌いになった。顔も見たくない。目の前から消えてほしい。ちゃんとそう言ってくれ!」


 ここまで彼が早口で話したことがあっただろうか。彼自身にもそんな覚えはないだろう。一気に言い切って、和幸は若干だが息を切らせていた。カヤの答えを待つ間、夢中で忘れていた緊張が戻ってくる。

 時計もないのに秒針の音が聞こえてくるようだ。静まり返る小さな倉庫に、二人の息遣いだけが響いていた。

 そして、すうっとカヤが息を吸う音が聞こえた。和幸はごくりと生唾を飲み込み、カヤの唇を見つめた。そこから出てくる言葉に、儚い望みを抱いて。


「私は……」カヤはおかしなリズムで呼吸をしながら、おもむろに顔を上げる。和幸を充血した瞳で見つめ、震える唇を動かした。「もう会いたくない」

 

 和幸は心臓に激痛が走るのを感じた。聞きたくない言葉だった。聞くことになるとは思っていなかった言葉だった。心のどこかで、「そんなわけはない」と高をくくっていたのかもしれない。

 カヤは呆然とする和幸を見詰めながら、「もう」と掠れた声を出す。


「あなたを愛せません」

「!」


 いきなり口の中に手をつっこまれて心臓を鷲掴みにされた――そんな気分だった。

 和幸は大きく息を吐き、カヤの行く手を阻んでいた腕を下ろす。力の抜けた体は、まるでため息とともに魂がぬけたかのようだ。


「そうか」


 和幸は視線を落としてそう答えた。それが、今できる精一杯の返事だった。


「……」


 カヤはそんな和幸を見つめ、激しい焦燥感にかられていた。これでいい、よく言った。そう慰めている自分と……今ならまだ間に合う、と必死に訴えている自分がいる。せっかく守り抜いてきた強固な決意を蹴り飛ばし、声を大にして叫んでいる自分がいるのだ。

 今ならまだ……彼に手が届く。今なら、まだ間に合う。心の声は何度も何度もそう訴えている。――耳を貸しては駄目だ。そう強く思っても、愕然として立ち尽くしている彼を見ていると、居ても立ってもいられなくなる。抱きしめたい。「愛している」と叫びたい。決意の陰に隠した彼への想いを引きずり出したい。自分の本当の気持ちを伝えたい。

 今なら出来る。手を伸ばせば、彼に触れられる。まだ、彼に届く。

 今ならまだ……幾度も繰り返される悲鳴に近い声。まるでそれに思考を乗っ取られたかのように、カヤは我を失いかけていた。欲望が絶望を飲み込もうとしていた。愛が理性に打ち勝とうとしていた。呼吸が荒くなり、体が勝手に動き出す。


「か……ず……」


 それは空気が気管を通る音か、掠れた声なのか。判別できないほどのか弱い声だった。打ちひしがれ、頭をかかえてうつむく彼に、そんな小さな声が聞こえるわけもない。彼はぴくりともしなかった。

 たまらず、カヤは和幸のもとへ踏み出そうと、ほんの少しだけ踵を床から離し――そしてぴたりと止まった。

 いきなり、扉が勢いよく開かれ、部屋が明るくなったのだ。


「!?」


 和幸とカヤは同時に振り返り、突如現れた人影に眉をひそめた。

 廊下の光を背にしているため、はっきりと顔は確認できないが、シルエットから女であることは分かった。それも、ずいぶん華奢な体つきの女――いや、少女かもしれない。腰までまっすぐに伸びる茶色に近い黒髪。ゆらりとふらつく長い足。だらんと垂れ下がる細い腕。その左手首にはブレスレットのような輪がかかっている。簡単に折れてしまいそうな首元には、何かキラリと輝くもの。おそらく、ペンダントだろう。膝を隠すかどうかの短めのドレスはぴたりと体に張り付いて、その不健康にも見える細い姿態を強調している。

 人影は、がたんと音を立てて扉に倒れ掛かった。苦しそうに顔を上げると、それまで逆光で見えなかった秀麗な顔立ちがあらわになる。肩まである前髪を真ん中でわけ、ひろい額をさらけだしている。そのせいで太い眉毛が余計に際立って、彼女の整った顔立ちにあどけなさを添えている。うつろな瞳は灰色がかった緑色。すっきりと真っ直ぐに伸びた鼻は小さくて愛らしい。なにより、青白くさえ見える肌の色は艶かしくも見える。

 ペンダントは光を反射し、青く輝いている。サファイアのようにも見えるが、遠くからでは本物かは判別できない。ドレスはその色に合わせたような濃い青だ。

 和幸は突然飛び込んできた少女に目を奪われていた。もちろん、彼女の妖精のような妖しげな魅力も原因の一つだが、それ以上に、言い知れぬ懐かしさを感じていた。彼女を昔から知っているような気がしてならない。見たことがある。彼女を目にして沸き起こったのは、疎遠になった幼馴染にばったり出くわしたような感覚だった。それも、とても大切な。

 一方で、カヤは和幸とは違う理由で少女に目を釘付けにしていた。彼女の肢体に斑点のようなものが広がっていることに気付いたのだ。体調も悪そうだし、病気だろうか。そう思って目を凝らし、そしてはっと息を呑んだ。


「……アザ?」


 和幸が「え?」と我に返ってカヤに振り返った――丁度そのとき、少女は震えながら薄桃色の唇を動かした。


「……助けて」


 今にも消えてしまいそうなか細い声だった。

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