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結び  作者: 凛太郎
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入学式(すみれ視点)

どうしてだろう。

いつだって神様は私に試練を与える。


まだ、私は1人で生きられるほど強くはないのに。





4月、今日は私立聖女子学院の入学式だ。

満開の桜、心地よい春風、暖かな日差し。


中学受験で失敗してしまった私は、当時第一志望だったこの私立聖女子学院に高校受験で再チャレンジした。

私自身、「絶対にこの学院に通いたい!」という強い意志はなかったが、母と祖母が通っていたので私も通うことになった。

父は仕事でほとんど家を空けているので、私がどの学校に行くかあまり口出しをしてこなかった。


合格したときは嬉しかったが、中学からの持ち上がりが9割を占めるこの学院。


「友達出来るかな…。」


考えれば考えるほど不安が募る。

うつむき加減でとぼとぼと歩いていたら横から飛び出してきた自転車と衝突した。

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