水面の水底のさかな -本-
ほんの少しの偽装を探しに
本当の子どもに干渉したのち 凝った同情固めて綴る
ほんのちょっぴり感慨攫む
本日は晴天なりや? 歪んだ日本人形問う
本心はまごころに
本懐は海洋に
ほんとにないと行ったから
品々洪水コワレテタ
本命はあの夏に
本物はなにもナイ
ホンキは怖いと散ったから
ここにイナイ いない 居ない
底までもじゆう
翻意促す迷人前に
香港で揚げた行儀をみたまま 危急存亡の秋を待つ
奔走南北息つく街に
本流目刺しは喇叭を吹くか? 撓んだ荒魂神仏添う
本質は忽ちに
本願は温室に
ほんいの夢と去ったから
星々さらさらクダケテタ
本陣は対等に
奔流に殻をミタ
ホンネを破りに発ってから
そこにミエタ みえた 見得た
床までのきゆう
※一部抜粋