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第十話 生存競争

今回は題名である、生存競争に主人公が気づいていきます。

 僕は楠木さんが入ったお風呂に入る。

お風呂の中には、彼女の甘い匂いが漂っていた。

よく考えてみれば、昨日と今日で僕と彼女の仲はとても良くなったような気がする。

それは、彼女がこの告白のもっと前から僕に好意を持ち続けていた為だろうか、

それとも、殺し、殺されかけた仲だからだろうか。

 そういえば、彼女の出た後のバスタオル姿はとても良かった。

顔がほんのり赤く染まっていて、純白ではないが健康的な肌が見えていた。

 楠木さんは、研究者って感じがしない気もする。

普通、研究者ってのは、汚い部屋で、コンビニの弁当を漁り、牛乳を飲み、いかにも不健康な

生活をしていそうだ、でも彼女にはそういうのが感じられなかった。

普通の十六の学生って感じだ、今を生きてるって感じがする。

 彼女が研究していることは進化だ、考えてみれば、今を生きていて当然だ。

今を生きて、変わり行く自分の周りの環境に柔軟に対応し、時代に淘汰されぬよう生存する。

それが進化だ。

 僕もこの状況をありのままに受け入れて行動しよう。

僕のような人は少ない、そして淘汰されやすい存在だ。

彼女がいて、僕がいる。それが、今の状況だ。

そして、その中で生きのこっていく。

それこそが「生存競争」なのだ。

二人で生き残ろうと思った。




 




今回、主人公は「生存競争」に気づいて、時代や環境に淘汰されぬよう

彼女と二人で生きていくことを決心しました。


淘汰とは彼の死をさします。

彼のような、突然変異者はとても少ないため、現生人類との競争の間で、

滅びていってしまうのです。


それを、彼は彼女と一緒に乗り越えていこうと決意します。


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