表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

ロボット掃除機

掲載日:2026/02/25

 妹が、ロボット掃除機を見に来ない、と私と母を家に招いた。

 妹夫婦の家に着くとリビングルームへ通された。

 件のロボット掃除機が騒々しく動いていた。


「これが買ってもらったやつか。使ってみた感想は?」

「悪くないよ。ただ、掃除しやすいように、部屋を片付けなきゃならないよね」

と妹が苦笑いした。


 母も初めて見るロボット掃除機に興味津々の様子だ。

「便利ね、これで家中キレイになるんだから。でも、ちょっとうるさいわね」

「それじゃ廊下の掃除をさせておくよ」


 妹はそれをヒョイと持ち上げ玄関前の廊下に移し、私たちはソファに腰掛けた。

 ロボット掃除機は廊下を行ったり来たりしていた。


 出されたお茶を飲みながら雑談にふけっていたとき、母がポツリとこう言った。


「そろそろ、こっちに入れてあげなさい。かわいそうだから」


 私と妹は顔を見合わせて大笑いした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
作品を拝読しました。 ほのぼのとした日常掌編ですね。 静かな語り口と、ほのぼのとした笑い、そこから見える家族の関係性などが優しいお話だなとほっこりしました。 ロボット掃除機をペットロボットのように扱う…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ