第32話 勘違い男
大佐との話も終わり、帰ろうとした時、
「話は、変わるが、クランベリー軍曹の様子はどうだ?」
(クランベリー軍曹? だれだ? 軍曹なら先輩しかしらないが?)
「クランベリー軍曹、誰ですか?」
「 ? クランベリー軍曹はお前の先輩だろうが?」
「あぁ、先輩ですか、 名前なんて覚えてませんよ。」
「 (こいつ)ヨハン・クランベリー軍曹 覚えておけ。」
「で、先輩がどうしたんですか?」
「ちょくちょく、見るのだ。よく会うにしてはおかしいだろ。」
「そうですね、最近は、また収集活動を始めたようですから、
大佐に挑戦するつもりでしょうが、死闘になりそうだから
流石に、悩んでいるのでは?」
「ふーーん。そんな感じにはみえなかったがな。
まあ、いいわ、来たら叩き潰すまで。」
ヨハン・クランベリー 27歳
病院で、大佐が足を庇いながら見舞いに来てくれたのが、嬉しかった。
戦いは、自分の持てる最高を出し切った満足感で満たされていた。
その上を魅せられた。神を見た。
あの時の彼女は武神だったが、見舞いの時は、美しい女性だった。
一所懸命に書いた手紙を机に置いた。
誰にも知られずに、置いたが、気になる。
なんか、最近俺を見てる気がする。
読んだかな?
勘違い男がいた。
俺知らない。
相手の名前と自分の名前くらい書いておけ。
あんな騒動にならなかったのに。
騒動わかっていないのか?
文才ありますよ、きゅんとしたもの。




