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太陽系外からの訪問者  作者: HAL
辺境監視基地 
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第31話 異世界探索準備

 並行宇宙が多数であるが、普通に俺たちは移動できる。

 しかし、移動できても、その宇宙の座標がわからん。

 基準点が無いと、自分の座標が特定できない。


 で、観測装置を 俺たちを0宇宙として、1宇宙と名称をつける、

 それぞれに置いて戻る。

 観測装置に、変化が起これば、0宇宙へ情報を送るだけ。


 次に、0宇宙 で 座標をそれぞれ1パーセクずらして、潜航した。

 観測装置との相対座標を観測したら、同じ1パーセクのズレを得た。

 同じスケールらしい。

 博士の言われた通り、なんら変わりがないようだ。

 当然時間のずれも観測したが、装置の時計は同じ時を刻んでいる。

 なんか、拍子抜け、

 もっと、異世界ならではの、魔法の因子が満ちているとか、

 エルフとか、ドワーフとか、エンシエントドラゴンとか、聖剣とかさ、

 冒険の世界が.....。(はぁ)


 観測装置が俺たちの灯台だから、これがなくなると迷子になりそう。


 0宇宙の太陽系カイパーベルトの6点に観測装置を置き、

 それぞれの宇宙へ600個設置した。故障と破壊工作考慮。

 地道な作業ですよ。


 これで、どの宇宙でも座標の基準点ができて、迷子はなくなる。

 本格的探索は、異世界探索=惑星を探す事。

 でも、地図を作らなければならないから、また地道な作業ですよ。

 とりあえず、0宇宙の太陽系範囲が防衛の基準だから、

 1〜100宇宙まで、この宇宙船なら、75時間で探索可能だが、

 100をすると 三年かかるわ。

 無理だね。 

 この宇宙船も金食い虫で、量産はできないし。



 どんどん、タスクが溜まってゆく。

 やる事多すぎだよ。

 でも、簡単に募集できない重要な秘密の任務ばかり。

 そうだ、ルミナスの子分を量産して、全部丸投げすれば、

 俺たち、異世界でたのしめそうだな。

 意見具申して通るように大義名分を考えよう。



 << 並行宇宙の監視網について >>


 作成:太陽族辺境監視第0艦隊 

 キム・ワーレン少佐


 概要:

  現在、並行宇宙の航路発見に伴い、監視する範囲が増大した。

  通常宇宙(仮称:第0宇宙)は、今まで通りの任務継続で良いが、

  同じ様に、並行宇宙の監視100は、単純に無理である。


 第0艦隊は、

 1、次元分析(博士専任)

   次元断層の解析。

   次元の空間の調査。

   次元エネルギー分析。

 2、次元監視  =次元生物調査

 3、次元兵器開発=次元生物対応。


 と多岐にわたり、とても、異世界人の探索にまで手が回りません。


 そして、

 もう一つ重要なのは、どんな種族で、どんな価値観で

 文明度を知らなければ、対抗することも遅れます。

 現状、

 100宇宙のビーコンは設置しましたので、

 迷子の可能性はありません。

 ビーコンは、異変がある時、知らせるようにしています。

 以外は、空間を監視し定期的に0宇宙へ送ります。

 ビーコン=多種多様なセンサー付属


 第0艦隊は、異世界の文明探索をするべきである。


 そのために、現状の作業を振り分けたい。


 人格AI(ルミナスの量産)   

  目的:並行宇宙のビーコン分析

    第1宇宙から100まで 

    各責任者を ルミナス001〜100とし

    部下AIを10体付ける。

    統括は ルミナス とする。


 博士専用 AIサポート隊 10体


 以上



 大佐

「キム少佐、この案は、予算計上されていないが?」


 俺

「大佐殿にて、お願いいたします。

 自分は、あるだけ使うタイプですから、

 予算が10倍になりそうです。」


 大佐

「わかった、申請はしておこう。」



 ルミナスなら、現状を正しく報告できるだろう。

 人は、時に偏る、俺みたいに。

 侵略はしないが、されないための情報収集だからこそ、

 事実をありのままに出せるAIが適任だ。


 ルミナス司令官・行政官・司法官だな。


 最終判断は皇女殿下なら、大丈夫だ。


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