第26話 専門家が来た
皇女殿下の謹慎(秘密のお仕事)で俺たちは船の中で解析中だが、
知識不足はどうにもならない。
ルミナスの知識は既存の知識を効率よく並べる、検索する、
最適解は出すが、未知はどうにもならない。
つまり、解析が進まない。
皇女殿下に専門家を要請しました。
ジョン・カーソン 理論物理学者(50歳)
「なんで、こんな田舎へ飛ばされなきゃいけないの?
あの女王様は、何でもかんでも、皆んな振るから、
まわりは、休む暇もないわ。
君たちなんか面白い物見つけたようだね。
君たちのおかげで、私まで、契約させられたよ。
とりあえず話を聞いてからだな。」
俺が代表して、今回の次元潜航の実験概要を説明し、
ルミナスが、詳細を補足した。
顔が百面相の方だね、
眉を上げたり、ニヤリとしたり、?の顔、わかった感!。
聞いただけで、俺たちが何をしたかがわかるようだ。
「次元は時空がないと信じられていたが、
次元生物がいる時点で、空間はあるはずだ。
生物が生きるにはエネルギーが必要で、
クランくんは宇宙線がエネルギー、
すなわち、原子核を食べれるわけだ。
なら、空間に満ちてるのは、原子核の下層、
我々の知り得る知識範囲での素粒子のはずだ。
次元空間は特定できる
いや待てよ、次元を特別だというのは、おかしいんだ。
仮説検証して見よう、並行宇宙だとする
深いほどエネルギーがいる。
→ 深い=並行宇宙の層が多い
→ エネルギー=自分宇宙から遠くなるから
鍵がいる。
→ 鍵=並行宇宙の固有値=素数は言い得ている
次元生物がいる。
→ 宇宙クラゲ=次元生物と古い記憶の習慣化。
皆んなが言うから、次元生物と分類しただけ。
これ以外誰もみていない、文献もない。
これが普通だと判断したのは間違いだ。
特殊な生物であるとすることが、ポイント、
次元潜航し、戻ったけど、時間に違和感を感じていないから、
次元にも時間がある。
事実は小説よりも奇なり
勘違いしている、並行宇宙にいった、そして帰っただけ。
次元=特別だよ、と思う事で、全てが魔法の如く、肯定された。
だが、勘違いだが、希望が生まれた。
次元に飲まれた民が生きている可能性大です。」
とんでもない言葉が出て来た。
異星人の悲劇は知っている。
殿下が、遮二無二に防衛網展開する事も、
ここから始まっている。
次元断層の先にあるのは宇宙だとするなら、
飛ばされた宇宙の鍵ががわかれば、助けに行けると。
皇女「それは、確かですか?」突然の声。
「現場検証するべきでしょうが、
事実を時間的に検証しましたが、
理論的な矛盾はありませんから、
ほぼ確かでしょうね。
生存しているはずです。
800億人でしたよね、
飲まれた宇宙船は並行宇宙で生きているはず。」
俺
「でも、俺たちの実験で、液体窒素が原子崩壊したのは、確かですよ。
違う次元の物質は存在できないので、原子崩壊したのでは?」
博士
「そうだね。素人の実験ほど怖いものはない、
が、こんな考え方は我々はしないから、こんな実験もしなかった。
実験の仕方が間違っているのだよ。
宇宙船からばら撒いた=
宇宙船はこの時空の鍵を持って維持されている、
そこからばら撒いたから、
鍵を持った原子は他の宇宙での鍵と合わないから、
爆発した。
次元を維持したまま、だから、爆発するのだよ。
君たちの、船が丈夫でよかったよ。
消えてたら、この成果は後、数世紀先でしかわからなかったろうね。
君たちは、安全のつもりで、次元を維持したが、それが、命取りだった。
次元ではなく他の宇宙へ飛んだだけさ。
重要なのは、他の宇宙へ行ける鍵が見つかったのは、
大変な成果だよ。」
俺達
そんな、爆弾は俺たちだったの?




