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太陽系外からの訪問者  作者: HAL
辺境監視基地 
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第22話 次元層での戦い

 大佐に、作戦立案し、次元内での戦闘の訓練許可を得た。

 大佐の足は、結局、2ヶ月の病院暮らしとなる。

 クランの能力がバレる方がリスクが高いので、

 秘密に事を進めるつもりだ。


 ルミナス、クラン、俺、チャッピ 

 皆んな、あれ以来、本音で話すようになった。 

 仲間内は、みな同じ階級だし、軍隊用語はつかわくなる。

 大ぴらには、しないが、TPOをわきまえる感じです。


 目的

 1、船の次元深度はどこまで可能か?

 2、船の次元内で武器は使えるか?

 3、船の次元移動の時間はどれだけかかるか?

 4、次元内のエネルギーを船に使えないか?

 5、次元内は固有の鍵だが、層は無限にあるから、探査が必要。

 6、次元内で、次元ジャンプ 

   この時空と 次元深度レベル10へ

   中間を省く方法の、探索。

   鍵がわかれば、できそうだが、ワープの考えだ。

 7、深いほど、エネルギーが強い=生物も強くなるから、

   武器が使えないと、逃げるにしても、

   相手の方が移動が早いかもしれない。


 戦うにしても、情報もなしで、戦闘する気はないので、

 逃げるが、武器は試したい。


 武器は、生物がなんでできてるかわからんから、

 クラン(クラゲ)を参考に、

 武器1、凍らせる=273Kをぶつける。

 武器2、切る・突く=簡単に船でぶつかる。

 武器3、次元爆弾=生物の現在次元に、異なる次元をぶつける。

     これは、鍵を持った爆弾。 

     外側=現在次元 内側=異次元

     生物が近づく → 外側の鍵をけす(破壊)

     →残る異次元に生物が触れる→断層ができて消滅。


「こんな感じで実験する予定だが、どうだ? 」

 クラン

「次元爆弾、これ怖いのだけど、爆発しない? 」

 俺

「しないよ、鍵があるから同時に存在する。

 これは、苦労したよ。

 単純に、俺たちの次元で外装された鍵だろ、

 あとそれぞれの層の鍵で2層、次3層で覆う感じだよ。 

 最初から爆弾には何も入っていない。

 潜航するごとに、次元層の固有素粒子を取り込むそれを、

 爆弾に詰め込んで相手にぶつける時、相手の次元の鍵を

 壊すから、次元断層で爆弾になる。

 理論は、いけるはずだが、現実は、実験して確かめないとな。」

 クラン

「次元断層をつくるのでしょ。 

 危険だから、少ないナノにしてね」

 ルミナス

「それは、もちろん。実験ですから、

 微量な量でカプセルは1mm立方メートル、

 外側に鍵カプセルで覆います。3重構造です。

 これは、暫定武器です。

 取り扱いが危険ですから。

 これは、最後の実験で行います。  

 方法は、放り投げて、次元転移する、3秒後にカプセル爆発。

 手榴弾みたいな使い方です。


 クラン いいですか?

 」


 クラン

「やって見ないと分からんし、覚悟を決めるか。」


 俺

「チャッピ ユハブ」


 チャッピ 

「アイハブ 次元潜航開始。ルミナスサンプリング宜しく。」

 ルミナス

「お任せください。」


 作業は単調にすすんで、情報が集まった。

 結果

 1、船の次元深度はどこまで可能か?


   100層が限界、エネルギーが足りない。


 2、船の次元内で武器は使えるか?


   7、で説明。 


 3、船の次元移動の時間はどれだけかかるか?


   100層では3秒かかる

   深いほど、時間がかかる。 

   これは、遅い この間に襲われそう。

   防御=攻撃必須


 4、次元内のエネルギーを船に使えないか?


   次元層のサンプルを取るが、

   なんらかの素粒子だろうレベルで不明。


 5、次元内は固有の鍵だが、層は無限にあるから、探査が必要。


   100層が限界、エネルギーが足りない。

   100層分のサンプルは取ったから、

   これから分析。 

   

 6、次元内で、次元ジャンプ 


   次元がなんであるかも分からん、

   存在はするが、なんだとは不明。

   発想の転換かブレイクスルーが必要だ。

   固有振動相なら合成振動で素通りできるかも?

   でも、固有振動がわからんでは空論だな。


 7、深いほど、エネルギーが強い=生物も強くなるから、

   武器が使えないと、逃げるにしても、

   相手の方が移動が早いかもしれない。


  武器1、凍らせる=273Kをぶつける。

     液体窒素 を 少しばら撒いた。

     センサーは正常値を示していた。

     だが、船体が一瞬ずれた。

     本能が叫ぶ、恐怖だ。


  武器2、切る・突く=簡単に船でぶつかる。

     攻撃対象物にであわないので分からん。


  武器3、次元爆弾=生物の現在次元に、異なる次元をぶつける。

    センサーは正常値を示していた。

    船体もずれた感じはしない。

    先ほどの恐怖は感じなかった。


 結論

 <<凍らせる>> 

 ただの思いつきの実験が、俺のバカさ加減がみんなを巻き込んだ。

  

 この時空の物質を異次元で撒くだけで、次元層の時空が歪んだらしい。

 ルミナスの理論分析では原子核崩壊だと。


 俺達、素人さんレベルだよ、何気なく次元潜航してたが、

 これ程危険とは考えていなかった。

 鍵が壊れたら、恒星ができそうだ。

 

 液体窒素少なくてよかったよ、凍るのが、相手でなく

 俺達のバカさ加減でした。


 背筋が凍った。


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