第14話 作戦開始
この世には、不可侵領域がある。
先輩の部屋、俺の遊び、クランの趣味、チャッピの人権。
触らぬ神に祟りなし。
先輩の片づかない理由、戦利品を順番に置いていったが、
その......順番を忘れたらしい。
先輩が軍曹止まりな理由が、これだった。
記憶が飛んでる。
野蛮人だったわ。
戦闘は状況判断しているだけであの強さ。
キム
「先輩、これは、何処へ置きます?
そのパンツは、....?..... 確かあいつだから、こいつの前だ。」
(対戦相手は覚えているらしい。
ノートに付けとけ。怒)
俺とクラン、チャッピが引っ越しのお手伝いです。
話せば長いので、かいつまんで。
司令官からまた依頼が来て、先輩片付けしだしたが、
カタツムリで進みが遅い。
で、この打開策に応援してほしいと、
部署は、現在新しい戦艦が来るまでする事もなく。
うちの上司が、全員で手伝うことにすると宣言した。
俺、予想通り。
チャッピは、俺を見て、この先の展開が見えていた、
面白そうなので流れに乗る。
クランは、まだそこまで知らないから?。
だが、俺たちの反応から、勘づいた、面白いことが起きると。
上司と共に応援に行く。
片付けに部屋に入って1分、真っ赤なブリーフを見て、
固まり、顔が茹で蛸、悲鳴。
「す、すまんが……急用を思い出した。
いや、ほんとに。
キム少佐、後はまかせる。」
即。退散。
先輩
(?)
あいつは、そっち方面の免疫は無いのよ。
可愛い。 このギャップがたまらん。
クラン
「可愛い。」
(そうだろ、うんうん。)
チャッピ
「人はわからん。
下着を見て、なぜ、感情的になる?」
(人間はじめたばかりの、
お前には、わからんよ。
修行が足らん。)
あいつは、整理・整頓・清潔・清掃・躾。
その五文字でできている人間だ。
だから、先輩は 要指導対象。
ターゲットロックオン。
……嵌ったな。
俺 (ニヤリ)
クラン(ああ、そう言う事)
チャッピ(?)
(これだから、やめられん。)
あ、片付けは、チャッピが、先輩の戦闘記憶を五百人分聞き取り、
物とリンクするまで、8時間かかった。
眠らせない。
食わせない。
思い出すまで終わらない。
それが、人権を最も尊重するAIのやり方だった。
俺たちは、退散した。
次の日に、手際よく、ガスマスクと防腐食衣類に手袋と完全装備で、
綺麗にナンバリングタグ付けて、まとめて収納袋へ詰め込んだ。
リストも先輩に渡し、
「これからは、記録をつけてくださいね。」
と、圧を入れておいた。




