第13話 引越し
基地は、要塞への引越しの準備で慌ただしいです。
千人居る。
しかも、その全員が個性豊かなバカの集まりだ。
色々と、あの狭い室内に、持ち込んでいるわけで、
そして、整理整頓とか、清潔とか躾とか清掃とかは一切考慮しない。
そんな、忙しい中、司令官に呼ばれた。
司令官
「あいつだけなんだ、全く手もつけていない。
なんでも、順番があるから、さわれないとか。
このままではこまるのだよ。
キム少佐には済まないが、後輩から言えばなんとか
なるかなと。」
キム
「まかせてください。」
(我に秘策あり。
強烈な印象を一つ。
あとは、勝手に転がる。)
キム
「先輩(軍曹だけど、任務外なのでそう呼んでる、先輩気にもしない。)、
まだ片付かないのですか?」
先輩
「およ、これはこれは キム少佐ではありませんか。
なんで俺より早く昇進するかな。
でも、あそこは、行きたくないからな、貧乏くじ引いたな。」
部屋の中は、寝る空間以外は、物で溢れている。
最初の戦闘で戦った、相手のナックル。(いらねーー)
次の戦闘で戦った、相手の革ジャン。(おーー、レア物)
次の戦闘で戦った、相手のドール。(ピー、大人の嗜み)
話してもキリがない、要するに、戦利品を貯めてる。
俺は、着任初日に、戦闘訓練で1発で場外へ吹っ飛ばされた。
(加減という言葉は辞書には無いらしい。
あいつからもらった筋力強化器具
いらねー。つかった事ない。 小学生がいるか?
あいつも 脳筋バカ じゃないか?
喜んで進呈しました。
そうです、みんな喜んでガラクタを渡した。)
先輩
「色々あってな、片付かんわ。
でも、次の部屋は4畳半だから2度目のフルコンプを目指すかな。」
(入らんと思うが言えません。)
(異星人は除外です、骨が弱いから、
外骨格フルアーマなしでは暮らせません。
こなきゃいいのに、メンツらしい。)
キム
「先輩、それは無理です、絶対できません。」
先輩
「お?、おい、俺に勝てる奴がここにいるとでもいうのかぁ?」
キム
「はい(ニコ)、うちの大佐ですよ。
筋肉を語らせたら、終わらない。
通称 メスゴリラ
非公式です。
言ったら、命の保証はしません。
そして、
あの神速の5段攻撃は、先輩でも失神しますよ。」
先輩
「(にっこり)いい情報ありがとよ。
やる気が漲ってきたわ。
さっさと、引越しして、戦闘訓練を申し込まないとな。
オッズは100倍かな。
一攫千金だよ。
奢るぜ。」
キム
「 僕は、先輩に有り金、全部かけますね。
だから、早く済ませてくださいね。」
先輩
「任せとけ。」
( 全部 大佐だけど。オッズは100倍 一攫千金 ムフ笑)
先輩と別れて、
しめしめ、依頼の任務完了。
先輩狙った獲物は、必ず落とす。
ストーカーともいう。
粘着質?。
負けたら何度でも、立ち上がる不死鳥。
これで、こちらの監視も薄くなるだろう。
で、色々とやりたいことを、誰にも見えないところで。
笑みが溢れる。




