第12話 幼馴染
中央司令部 長官秘書 朝霞 香織 少佐
「ひさしぶりね。キム・ワーレン少佐 昇進おめでとう。
ダーリンというべきかしら。」ウインク
背筋に冷たいものが走った。
ドアからさりげなく、俺の、前にきた。
「気をつけ。歯を食いしばれ。」「はい」
右拳が、俺の腹に、「ぐぅ」
両手で腹を押さえ、前に屈む。
アッパーが来た。脳天グラグラ。
そのまま、後ろへ倒れそうになるが、踏ん張る。
こいつは、幼馴染。
近所の悪ガキを締める番長。
弱いものいじめが大嫌い。
軟弱な奴も大嫌い。
俺、軟弱な方です。
暴力反対、おもしろそうならなんでも手をだす。
考えは、後からついてくる。
色々やらかした。
校庭に穴掘り、誰かが落ちる。
木の上に、板を敷いてジャングルジム。
草を結んで、誰かがこける。
知恵が回るのか、次から次へと思いつく。
夜の火の玉。
花火自作で爆発。
大型カイトで、浮き上がる。
いつしか、夜空の星が綺麗だと憧れた。
なんか事件がおきると、まず、おれに聞く。
「この穴はお前か?」
「はい」
「落ちたら怪我すると思わないのか?」
「下には草ですからありません。」
「綺麗に落ちるわけないよね、
手をついて捻ったら、痛いよね。」圧があがる
「はい、そうでした。」
「気をつけ。歯を食いしばれ。」「はい」
と、2段攻撃を受ける日々。
で、こいつのパシリでした。
いじめ被害を女子が訴える。
俺が呼ばれ「**の二年男子 体育館の裏へ放課後来い」伝言
伝えたというと、先生の監視でついてこい。
本気の攻撃は 5段ですよ。
右ストレート、左フック、右足で脳天へ、うずくまる頭に踵落とし
ジャンピング、肘鉄を首へ。
どんな猛者も、3段は避けても、それも計算した次の攻撃はかわせない。
後ろに行くほど悪辣。 このバリエーションは、無限にあるからね。
気絶するわ。
俺は、経験していません。いい子ですから。
学校でも、全部絞めたら、メスゴリラと二つ名がついた。
俺の煩悩の彼女とは対極にいる、脳筋バカ + 正義の味方。
なんでこんなのをすきになるの?
しかたないじゃん、好きに理屈はないよ。
ただ、俺の中の彼女は優しい、色気がもりもりなだけ。
あ、サイズは.... クランが勝ったな。 うん。
トリップしてたわ。
彼女
「相変わらず、おかしな顔をして、バカ丸出し。
私は、こんな色魔じゃありません。
中央では、すでに広がっていますよ。」
「誰だ?」とね。
「で、皇女殿下が無理やり戸籍操作して、
クランは 私の双子の妹としました。」
「クランとは、すでに打ち合わせ済みです。」
「はい、お姉様。」あれ、小悪魔どこいった。?
あなた方は、皇女殿下の護衛と探査任務があります。
で、その調整に私が任命されました。
長官の意向と皇女の意向と調整役で、
私も UTB次元特殊探索部隊へ転属です。
簡単に言えば、事務局ですね。
あの、特別室が名称をかえて、私たちの仕事場です。
UTB次元特殊探索部隊
朝霞 香織 大佐
以後、宜しく。
」
おおーーー。
最強のゴリラがきたーーー。
クラン
(お姉様、好き。)
俺、ハイになってる?




