第71話 情報戦 2日目
俺
「金 一トン を この価格で OK ?」
資源屋
「これで引き取ってくれるなら、いいぜ。」
俺
「では、宇宙銀行にアクセスして、そちらのIDを入れて、
このデバイスのIDの承認をして、
そちらも承認通してください。 OK?。」
宇宙銀行オペレータ
「両者のIDと認証が通りました。
金一トンは キム商会へ移管、金は、資源屋へ振り込み完了しました。
なお、手数料は10%ですが、今回は新規契約ですので、タダです。
今後とも、ご贔屓に。」
俺
正規でない金を半値で購入した。
そして、正規の商品タグをつけた事で、違法が消えた正規品に変わる。
金はかわらないのに、商品タグがあるかどうかで、価値が変わる。
経済学は取得していないから、わからんが。
この惑星では、よくある商売の一環だ。
荷物は、貨物船で運ぶ。
コンテナのラベルには、ゴールドの文字が貼ってある。
これだけ挑発したら、相手側も黙っていられんだろな。
完全に、舐めた真似をしているのだから。
相手にとって、正規の商品タグが付いた金一トンは、涎が出るレベル。
金は? 銀河商会 ギャラクシー・ドラゴン から金利0で借りた。
友達だよなと凄んで。
餌は、付けた。
あとは、この惑星から銀河ゲートまで、短距離ワープで、移動するだけ。
よくある、定時航路を使う。
3つあるが、その3つとも、襲撃されている。
それも的確に、獲物を横取りする、そして証人はすべて消す。
惑星にスパイがいる事は確かだ。
俺
「ルミナス 惑星の情報の流れはどうだ? 」
ルミナス
「裏ネットではゴールド 一トンが トレンドです
でも、だれも、募集はしていないようですね。
様子見。
おいしすぎる餌でしたか、護衛二隻と貨物一隻
10倍で襲撃すれば、総取りは間違いない。
ここらの海賊は、10%で収めるから。
その辺の話は、あちらこちらで、交渉していますね。
私たちの裏が、銀河商会 ギャラクシー・ドラゴンである事もバレてる様です。
下手に、動いて、潰されたら敵わんと、ベテランは動かず。
若手海賊が名乗りを上げているレベルです。
銀河商会に認めてもらえるチャンスと動いているのでしょうね。
でも、しょぼい船ですから、十隻集まっても、鎧袖一周ですよ。
この中にスパイがいて、このやりとりを見ているのでしょうね。
こちらの挑発に乗らないレベルなら、ランクアップで危険ですが、
現状は5分5分ですね。
やってみないとわかりません。
」
俺
「過去の襲撃事件での証拠が極めて少ない。
生き残り証人からは、警告も無しで、攻撃してきたらしい。
こいつは、非番で部屋にいたから、詳細をしらない。
寝ていたら、爆撃で起こされ、慌てて宇宙服を着て、3日間宇宙空間だ、
SOSでパトロールに助けられた。
これだけだが、攻撃で 船がバラバラはやりすぎだと思う。
荷物が目当てではないのかも、この航路を邪魔したい。
通商破壊が目的なら、誰が、利益を取るかとなる。
銀河商会 ギャラクシー・ドラゴン の対抗する商会にしても、
ゲートが閉まれば、メリットはないから、犯人ではない。
兵器はかなり強力だ。なら、スポンサーがいるだろう。
このスポンサーは誰だ。
多種種族銀河と天の川銀河の通商が困るとしても、
多種種族銀河はすでに行政レベルにまで、
こちらのシステムが浸透している。
他の銀河へ農産物を流すメリットはあるのか?
」
(マーズ 多種種族に他の銀河から貿易に打診がある?)
マーズ
(沢山ありますよ。銀河ネットワークで、有名になり
200近い銀河からの申し込みです。
よりどりみどりですが、あの機械文明からも来ていますよ。
機械は野菜はいらないのでしょうけど、人はいるからですね。
機械文明も辺境は、機械と人が共存する惑星が出てきています。
でも、内紛状態ですから、通商破壊はしないでしょう。)
俺
(情報ありがとう。)
「犯人像が全く浮かばない。
餌に食いつくのを捕まえるしないかな。
」
「チャッピ 内緒で持ってきた次元潜航艇は隠してあるよな。」
チャッピ
「大佐にばれたら、始末書をおねがいしますね。」
俺
「わかっている。
見えない相手だからな、最大火力は用意しておかないと。」
「では、銀河ゲートまで、ノンビリ、いきましょう。」




