第66話 匙を投げる
殿下
「 役目は果たしたし、帰るわ。
忙しいのよ。
お前のおかげで、宿題がたんまりあるわ。
あとは、任せた。
」
あはは。 いつもの殿下だ。
「 俺の所為ではありませんよ。
必然です。
」
銀河帝国の半数が苦しみ、その半数が、自傷行為を行う。
100億は消えただろう。
罪が帰る。これほど恐ろしい裁きは無いだろう。
百人殺しても自分1人だけの死なんて、甘い。
百人分の死をくりかえす。永遠の業。地獄も甘い。
紛争なんか、誰も できない。へたり込んでいる。
俺
「 どうするの。これ。」
「 もう、あとは、家族で始末してください。」
皇太子 ドルス
「 相変わらず、無茶苦茶だ。
でも、これで、銀河帝国の光は消えていないと示せたから、
だれも、無茶はできなくなった。
後始末は、いつもの事、慣れている。
情報もいただいたから、この銀河を先住民が管理できるまでは、
いるが、逐次帰還を始めるための、建設をすすめる。
しかし、こちらの資材はまだ、開発中なので、百年はかかるそうだ。
」
第2皇女 フル様
「 あの子を怒らせたら...... 怖い。
あんな力がなくてよかったわ。
嫁に行けなくなるわ。
」
あはは。 マイペースだ。
元、銀河帝国 辺境伯 ガル・バレン
「 殿下の配下でしたか。
なら、納得ですね。
普通で無い方ばかりですからな。
ありがとう。
銀河帝国は殿下の御威光で浄化されました。
いやーー。
ほんと気持ちいいですね。
」
俺
「 殿下は、癒しですか?
変なのは、貴方ですよ。」
もう、情報は全て渡したし、俺たちの役目もおわったし、帰るか。
クラン
「 私の、冒険者デビューしてないからだめ、
キムと対戦
キムと船で対戦
キムとベッドで対戦」
俺
「 最後、なしです。
俺も、消化不良だし、
みんなで、冒険者ゴッコを楽しもう。
1週間は休暇とるぞーーー。
」
「「「「おーーーー」」」」」
ガル
「 あのですね。
依頼もしていないのに、
森のクマさん10頭も持ち込まれても、
解体もできないし。
あげると言われましても、困るんですよ。
魔女様、空気読めないのですか?
あの護衛、若い奴らに流し目とフェロモンを出さないように
注意してくださいよ。
受付がヒステリーを起こして帰ってしまいましたよ。
あの、人格AIさんですか。
人権を講義しているのはいいですよ、でもね、
ここの流儀があるのでね、あれだめ、これダメと言われましても、
やりにくいのですよ、なんとかなりませんかね。
おかえりは、いつごろになりますか。
送別会の準備もしないといけませんので、
ご連絡をおねがいしますね。
」
俺
「うちの若いもんがご迷惑をおかけしてすみません。」
「 憂さ晴らしがおわりましたら、帰ります。
送別会は要りません。
またストレスが溜まりそうで、長逗留になりますよ?
いいのですか?」




