第58話 辺境惑星
辺境惑星 レモク 自由同盟という組織がある。
銀河の辺境惑星で 先住民が難民で逃げてきた場所である。
天然の要塞、デブリが多い。
惑星の周りがデブリだらけ、小隕石群が群がっている。
人口 2000万人 色とりどりの顔
どこも、人種族は変わらない、環境でかわっているだけだ。
不思議だ。
白 黒 茶 黄 と多い。
自由同盟で難民申請し、仕事を選んで、日当を稼ぎ、
宿賃と食費で消える。
自由同盟
名前は組織らしいが、
先住民が今のやり方に不満があったり、不当な扱いやら、
貴族の嫌がらせやら、色々悲しいことがあり、
逃げてきた人々の集まりだ。
元貴族もいるらしい。
村が街に街が都市にと発展してきた。
都市計画なんかない。
迷路の如く増える住居と道。
でも、文明に触れた者達は、16世紀には戻れない。
最低の宿でも、文明度が高い。
武器も レーザー光線だよ。刀もある。
レーザーを吸収する防具があるんで、対人には使わない。
狩用だ。
対人は、質量攻撃が一番なので、大剣持ってる奴が多い。
要するに、力自慢が多く、素直なバカばかり。
なんか懐かしい、辺境の香りだ。
今日の仕事、森の大きなクマを3頭仕留めて、
電磁コンテナに乗せて、帰還した。
受付 ミル
「相変わらず仕事がはやいのね。」
「銀貨3枚です」
俺 キム
「 3日分は稼いだから、3日後にくるわ。」
受付 ミル
「 お待ちいたします。」
俺とテトは、ここで、なんでも屋をしている。
街で、昼飯と、食材を購入し、町はずれのボロ小屋へ
俺たちの生活は見せられない。
小屋に入れば、最新設備が置いてある。
小屋の周りは、監視が幾重にも張り巡らされている。
夕飯を作り、地球産の岩塩と香草で焼いた、
ミディアムレアのお肉1Kg 2つ を皿に乗せる。
テトは普段は、猫だが、食事は、人に変わり、
ナイフとフォークを使い上品に食べる。
「このワイン あまり 美味しく無いぞ。」
「試飲してから買わんと。」
文句はジジイだ。
作らんくせに。
「お前は小さいのに、1Kgも食べるのは、効率が悪い。」
「設計ミスではないか?」
「設計ミスではないわ。
これだけフルに活動するには、1Kgでも足りん位だわ。」
「お前、そもそも、エネルギー変換できるだろうが、
そこの岩でも、草でも。」
「情緒の無い奴じゃ。それだから野蛮人といわれるのよ。」
「いいか、 自然の生命をいただく、感謝して、
1Kgの肉を下ごしらえして、味付けはシンプルに、
火加減を調節しなから、ミディアムに焼く。
この過程こそが文明人たる余裕よ。
食する時間を楽しむのじゃ。
エネルギー変換は味気ないのじゃ。
あれは、非常食じゃ。
」
「 文明人ねぇ。 道端で、糞尿垂れ流ししているお前が?」
「馬鹿者。 あれは、仕方なく、偽装しているからな。」
他愛の無い話をして、1日を過ごす。
避難民だが、宇宙船もあるし、武器もある。
この惑星に帝国は、興味が無いようだ。
脅威でも無いし、海賊でもない。
お互いのテリトリーを侵入しなければ良し。
暫定の平和だ。
海賊は、どこでもいる。
しかし、海賊も生命を賭けてまで、襲うのは、食い詰め者で、
普通は脅すだけ、10倍の戦力差で戦うバカはどこにもいない。
海賊も情報が大事。だから、こんな辺境には来ない。
美味しい仕事はないからだ。
一時の平和でも、生活は続いていく。
日が上り日が暮れ、新しい1日がまた始まる。
こういうのがフラグなんでしょうね。




