第57話 テトの指導
テト
「 彼らが滅びるもう一つが、先住民族じゃ。
こちらは、百年か千年で支配権を取り戻すじゃろう。
光子種族の遺伝子が交わっているのじゃ。
自然な進化に、彼らが指導したとなれば、進化は加速しだすだろう。
彼らが、支配権を取り戻した時、次元を超えてきたことを知るだろう。
虐げてきた種族を今度は、こき使うだろうな。
次元を超えて、我々の宇宙へ来るかもしれん。
いやくるだろう。
先住民族にとっては聖戦だからな。
先住民族を教育したのが、彼らだ、彼らの価値観と倫理が
教えられたら、また、負の輪廻が繰り返される。
歴史が物語る。
野蛮人、原始人と侮る、彼らが、文明を知ることで、
文明人へ進化してゆく事を。
先住民の20%はすでに、文明人として覚醒しているのではないか?
あの船団も戦闘艦ではない、急遽作られている感じ。
この船をなんとしても、確保したい。
元の宇宙へ帰るという。
現状が良ければ、あそこまで、強引な手段をとるだろうか?
外交で、交易からはじまり、相互不可侵条約へ、
技術交流、人的交流、文明交流へと流れるのが普通。
宰相も王様も、感情的には、焦りがあった。
ステルスのままで、この宇宙、銀河を調べた方がいい。
仮定と推論で結論は出せんだろ。
」
俺
「 ...... 反論できません。
俺も、まだまだ青いな。
」
「クラン、次元監視を継続。」
「チャッピ、 艦のステルス保持。周囲監視。」
「ルミナス、この宇宙、銀河 あらゆる情報を取得してくれ。 」
「俺は、テトと、20%の先住民に会ってくる。」
転移にて 俺とテトは消えた。




