第56話 銀河帝国再度滅亡
俺、チャッピ、クラン、ルミナス、テト
次元のなかで会議中。
俺
「 機械文明を見てきていうのも変だが、銀河帝国は異常だよ。
あれは宗教だよ理念が恐ろしい。
正義は我にある、大の正義のために小の悪は許される。
正義は自分たちの都合で判断されるから、始末が悪い。
あれが蔓延すれば、この宇宙は最後に消えるだろう。
それがわからんのだ彼らには。
見守るにしたことが、今更ながらに、悔やまれる事案だ。
これも、我々の判断したこと。
どうするか。
再教育か?
殲滅はしたくないし。
文明度が高い分、教育しても価値観と倫理観が理解されないだろう。
災害は妨害だと判断したレベルだ。
銀河を臣民1000億が消えたのに、弔う言葉も無い。
俺の案は、
殺しはしない。武器は消す。
先住民と同じ武器だけにする。
知識は、平等にしたらしいから、
階級社会と武力に差をつけて支配しているだろう。
程のいい労働者階級と支配階級だな。
」
チャッピ
「 選民意識が強い。可哀想な人々。
2度目の神罰は武器は必要ありませんね。」
クラン
「 こんな奴らは、他っておけばいい。
自滅するから。」
ルミナス
「 人はこれほど浅ましい部分もあるのですね。
人の振れ幅は極端すぎて、理解できません。」
テト
「すまん、ワシらのミスで、こんな世界をつくってしまった。」
.....
「なあ、ここは、ワシの宇宙だ、ワシの遺伝子で満ちている。
彼らは、異物なのだよ。
わかるか、異物は、自然と排除されてゆく。
繁栄はしないだろうな。
この銀河を制覇しても宇宙へ広がり続けることは、ないだろう。
何もしなくても、消えてゆく運命だ。
」
俺
「テト、お前の言動おかしいだろ。
お前は人形じゃないな。
お前はだれだ。
」
テト
「すまんな。
ワシは、100億年前に次元の観察をはじめた、マフモじゃ。
寿命尽きる前に、この人形に転送したよ。
お前の好きな異世界物の転生だな。
」
「...... なんというか、言葉が見つからない。
この人形を作れる文明人でも、次元観察から並行宇宙が
始まるとは、想像もつかなかった。
こんな未来を見せられることも、想定していなかった。
後悔しても、変えれない現実。
永遠の生命。
それって。( 唖然。)
本当の神罰じゃないか。
」
テト
「 自分がしでかした事だから、永遠に監視する必要がある。
だから、転生したんじゃ。
自分への戒めだわな。
それよりも、奴らの未来じゃ。
今日明日のことではないわ。億年の話じゃわ。
こんな話をしても、信じないわ。
わしも、ここへきて初めてわかったんじゃ。
辛いこというが、殿下が来て説得しても無理じゃ。
バカ娘というレベル、格下からの進言に聞く耳はなさそうじゃ。
システムができあがっている、順調である。
理念に同調圧力がかかっておる。
なんとかしようとしても、また同じことを続けるだろう。
信じているから、周りを見ない。
他者の客観視がない。
すでに、手遅れ。末期がん症状である。
救済は、倫理デバイスをつけるもののみ、もとの銀河へ変えれる。
でも、今までの生活はできない。
湯水の如く使える権力と財産がない、一市民として、働いて暮らすだけ。
先住民を使い働かせることもできない。
殿下も働いているのだぞ。
公式には代表だぞ、太陽族代表だけ。
今更かえれるか?
文明のシステムとしては、出来上がっているが、失敗している。
そうして、文明の頂点に来た時が、滅びの始まりだ。
80%ならすでに頂点にいるだろう。
何かが変わり始めているはず。
例えば、遺伝子の劣化が始まり、病気と短命になってゆく。
気がついたとき、宇宙が自分たちを排除するとわかる。
遺伝子の劣化は急速だろうな、知恵も知識も技術も消えてゆく。
何もかもが消えてゆく。元に戻る。
本当の神の裁きはこれかもしれん。
」




