第43話 トップ会談
多種種族
女王: ヌリ・クラ・フォレン 17歳
側使: マエ・エイ 女性 30代?
側使: イジョ・ワフク 女性 40代?
太陽種族
代表 : ニア・エド・マク・ルード 女性 ?
大佐 : 朝霞 香織 女性 ?
人格AI: マーズ 女性 ?
?:察してよ、書けません。
特別室にて
側使: マエ
「 姫様、あの発言はいけません。
相手方のご迷惑になります。
常に、冷静であり、周囲をよく観察して、ご発言を。
」
女王: ヌリ
「 仕方ないでしょ。
あなたが止めるのはわかっていたから、
わたしの気持ちを伝えたい場所が、
あそこでしかなかったもの。
」
側使: マエ
「皇女殿下 ニア 様、 申し訳ございません。
姫の発言をお許しください。
姫は、その 自分の気持ちに素直でして、
今回の救出も、姫の独断先行です。
正しいかどうかは分かりませんが、
避難できたことは、良いことです。
幸い、我が銀河は、居住する銀河が多く、
移住先も、自然豊かで、穏やかな気候により、
農作物も安定しております。
避難民も安心して、暮らせると、存じます。」
皇女殿下;ニア
「 女王様は お若い。
ただ、側使の助言は聞いてあげた方が宜しいですよ。
私達は、宇宙の覇者と振る舞って、奢っていた時、
2000億の民が一瞬で100億になりました。
王の決断一つで、安寧の世界が、消えるのです。
他者の意見を聞くことができない王は、滅びます。
」
女王:ヌリ
「
そんなに、睨まないでください。
怖いです。
確かに、宇宙は、得体の知れない神が存在し、
神罰にて無辜の民を葬りました。
王家の書物には、神話として伝わっています。
しかし、今は、『見守る』となり、
神は、それぞれ、自分自身で考えろと、言われた。
神罰はなくなったが、やりすぎると、
それは、自分に帰ってくる。
その責任は、自分が取る。
私は、責任を取る判断をしましたが、
将来への布石でもあります。
私たちは、あまりに、不安がありません。
100億年、衣食住が困らないのです。
そして、技術が消えていきました。
個人転移ができる。
銀河の何処でもいけます。
だから、ある銀河で、食べ物がなくなると、
別の銀河へ移住するのです。
そして、また暮らす。
気候も温暖。食料も豊富。
食べ物なくなった銀河は、私たちがいなくなることで、再生します。
テレパスも使えます。
武器なんか、動物を狩るレベルです。
100億年、延々と続くサイクルです。
現在、4000億人、あなた方の太陽族をはるかに超える、
多種多様な種族がいます。
私たちの銀河団は 1000万光年 銀河は100程。
有り余る、エネルギーで満ち溢れている。
その為、働くという概念がないのです。
森へ狩に、畑で実りを取る。
物物交換で成り立つ。
だが、他の世界は、違う。
弱肉強食で占められている。
我が銀河は、侵略されたら、終わるのです。
『見守る』により、他の銀河が動き出したから、
私は、ここへ来ました。
宇宙で最も、実験的な考え方を、実践している太陽系。
私たちは、神がいません。
祈る必要がないから、
でも あの詐欺師がきて
一部の民へ広がり、お布施でエネルギーが搾取されると、
銀河の循環サイクルに問題がおきました。
足りないことが起きたのです。
で、調べて、彼らの悲劇を知り、助けると同時に、
彼らの、技術力で、防衛を強化する。
参考にしたのは、太陽族です。
ギブアンドテイクです。
ちゃんと、女王してますよ。
でも、彼は、欲しい。
私の王子様だもの。
」
皇女殿下;ニア
「 なるほど、したたかな計算ですね。
しかし、
彼らの生活とあなた方の生活は、違い過ぎませんか。
限界ギリギリを生きてきた彼ら。
のんびり生きてきた自分達。
彼らに銀河一個与えたとしましょう。
彼らは、喜んで、住みやすい銀河にするでしょう。
神になろうとした種族です。
彼らは、神の神罰の恐怖で抑えられてきた歴史。
なくなれば、どうなります。
蓋がないですね。
できないことができるとなります。
恐怖から立ち直るのは、時間をかけて、
事実をゆっくり伝えていかなければ、
パニックを起こすでしょう。
恐怖により、避難したのは、神がいたから。
神から逃げた。
ここが、安全と誰が思いますか?
安全にするために、
あらゆる知識を使って、太陽系のように、防衛します。
自分の銀河を。
あなた方の銀河は、防衛の範囲でしょうか?
恩義はありますが、
100億で4000億を守るは、到底できないですよ。
限度がある。
もしできるなら、それこそ、神の力を使わざるを得ない。
銀河毎ブラックホールへ飛ばす。
ブラックホールを作る。
そうなれば、また同じことが起きます。
恐怖は、冷静さを失わせる。
パニックは、よりおおきなパニックを作り出す。
負の連鎖です。
それが、見えていない。
計算はできても、人の心までは見えていない。
経験が足りないのよ。
私は、20年以上、銀河帝国の皇女をやってた。
だから、もう一度言うわ。
自分だけで考えていると、見えないわよ。
周りを見て、全てを聞き入れて、判断する。
それは、
百人を殺し、1万人を助ける
命令ができるかどうかよ。
逆もあるわ。
できるの?
綺麗事ではできないのが、王よ。
」
女王:ヌリ
「 はい。 (しょんぼり)
確かに、そこまでは考えていません。
どうしたらよのですか?
」
皇女殿下;ニア
「 はぁ、 やっぱり。」
「 側使 マエ あなたは、どう? 考えはある?」
側使 マエ
「 このような事態は、王国歴史でも初めてで、
さらに、我が民は、田舎者で、
そんな駆け引きは到底できません。
私も、できません。」
皇女殿下;ニア
「 はぁ、 あいつの出番かな。」
大佐
(キム 奴しかいない。)
マーズ
(殿下、人使い荒いですよ。 逃げるかも。)
殿下
(大丈夫。 餌は用意する。)
第2幕が始まりそうだ。




