第39話 新たな異星人(詐欺師)
「若いがなかなか、強かじゃな。
テストは合格じゃ。」
「この星では、神様営業は無理だな。」
「テストはなんのテストなんです?」
「そりゃ、神様ができるか、できないかじゃ。」
「?自分のため?」
「そうじゃ」
「このトリックが見破れるなら、神様の営業ができないだろ。」
「わからなければ、そのまま、神様営業するだけよ。」
「わしは、至って真面目な神様だからな、
お布施を少し分けてくれれば、
時々、神託を遣わす。
どうじゃ、良い取引であろう。」
「ああ、地球の神様は全部、わしが引き受けるから、
心配せんでも、いいぞ。
みんなが望む神様を演じるだけだし、造作もないわ。」
「でもな、地球の神様は、みんなこんなに過激なのか?」
「信心はよいがの。
宇宙でこの信心を出したら、全部、出禁になるぞ。」
「だから、わしが、神託で抑えてあげる。
な、だから、神様やらせてくださいな。
お願いします。」
「あの、お宅の星、ブラックホールで住めなくなるから、
宇宙で探していたというのは、出まかせですか?」
「あれ、そうじゃった。 そうそう、忘れとったわ。」
「移住先を探しているのだ。いいところない?」
「あの、支離滅裂な話ぶりでは、肝心なところがつかめません。」
「だれか、サポートいませんか?」
「私がサポートしましょう。」
突然、転移してきた、女性とお付きの方々。
警報が鳴り響く、辺境基地。
(頼みますよ、礼儀という言葉を知っていますか?)
「私は、多種種族 代表 ヌリ・クラ・フォレン
女王をやっています。」
「このジジイは、各銀河で神様を名乗り、
エネルギーを掠め取るのが、目的よ。
うちの銀河も全生産量の10%を取られたわ。
詐欺師だから気をつけなさい。
ジジイの本星がブラックホールにエネルギーを
吸い取られているから、補充で、銀河を巡って、補充しているのよ。
」
俺
「なるほど 少々お待ちください。」
......
「通達
太陽系防衛本部 および 各基地へ
先ほどの、警報は、侵略ではない。
繰り返す。侵略ではない。
詳細は、追って連絡する。
警報は解除要請
辺境監視部隊 第0艦隊 キム・ワーレン少佐
」
(殿下、 荷が重いです。代わってくださいよ。)
(無理ね、こっちも、防衛でてんてこ舞いなんだから。)
(君ならできる。頑張れ。フレーフレー キム。じゃ。 )
(ボケ老人でも持て余すのに、さらに女王様? )
(俺、疫病神が付いてるのじゃないか。)背中が寒い。




