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太陽系外からの訪問者  作者: HAL
偽装商船団
141/208

第18話 銀河交易 面接

 あまりの点数に愕然としている。


 常識が飛んでれら。


 初級試験で7名とな。


 俺、我慢できない。鬼教官になる。


「君たちは、初級試験に合格しました。」


「でも、明日から銀河へ出れるかどうかは、僕の判定しだいです。」


「殿下が、甘い判定をだしたから、

 我々、辺境監視団は、毎日死と隣り合わせです。」


「100点1名 ムル・カース 21歳 中学から不登校で大学試験で合格した大学生。」

「80点6名 名前は呼ばない 席1 席2 席3 席4 席5 席6 だよ」


「僕が甘いと言った理由を各自、3つ書いてあげよ。」

 ..................

「毎日死と隣り合わせ な場合はどうするか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「商売とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「序列とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「契約とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「信用とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「正義とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「効率とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「護衛とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「無知とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「海賊とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................

「他人とはなにか 各自、3つ書いてあげよ。」 

 ..................


 はい、全員、そつなく書いている。

 答案用紙としては満点だ。


 だがな、

 銀河では、全てが混沌としている。

 単体、単語で、正解でも、混ざると、不正解なんだ。

 全部、混ざると、正解はない。


 海賊が正義だもある。

 地球の常識は宇宙の非常識だ。

 地球の常識で考えるな、誰かを殺すことになる。

 俺の経験値だよ。


 臨機応変て言葉があるが、できないよ。

 神じゃないのだ。


 だから、混沌になった時点で、負け。


 宇宙はシンプルで残酷だよ。


 だから、逃げるだけ、命があれば、再挑戦できる。


 逃げれば、考え、対策を出せる、次がある。



 そして、失敗したら、太陽系のレベルが落ちる。

 再試験制度なんかないよ。


 無知な商人を出した地球の責任です。


 レッテルがつけられる。


「相手するな、迷惑を被るぞ。」とね。


 チャンスは、1回だけ。


 毎回、毎日、その積み重ね。


 だから、逃げる。


 良いかね。


 質問ある?


 席1

「 俺は、自分の力を試したいんだ、あんたに、蹴られようとも。

 俺は、出る。

 商人がだめなら、護衛、軍人 なんでも挑戦してやる。」


 勢いよく話す、若いな。


 席2

「 そうだ そうだ、あんたに抑えられても、俺は合格したんだ。

 権利がある。試験が合格で、NGなんて、訴えてやる。


 つられたな、若いな。


 席3、5、

「うん うん」皆相槌。


 席4

「落ち着こう、挑発してもいいことないよ? 」


 なるほど。


 席6

「言わせとけ、落ちるだけさ。 」



 ムル・カース

「僕の話をします。

 僕は、中学の頃、正義感から、いじめられてた女の子を助けて、

 逆にターゲットが僕に変わった。

 クラスの子は、全員シカト、見て見ぬふり。

 いい気になってたんだね、学級委員長で学年トップ、

 僕が正義の行動で、付いてくると。

 それに、気がついて、笑ったよ。

 バカだな、俺。

 次から不登校。

 親から、不幸もの。

 喧嘩する毎日。

 嫌になり、死のうとしたこともある。

 でも、怖かった。

 臆病者さ。

 外から見た時、見えるものがある。

 点数の差なんかで判断するレベルの学校はレベルが低いとね。

 中学高校全て独学で、アメリカの通信大学へ。

 トップ合格したけど。ここでも点数判定で止めよかと思った。

 でも、博士がいた。とてもユニークで、おかしい。

 常識が飛んでる。

 でも、とても優しい。

 たくさん話して、人間とは、宇宙とは、を話してくれた。

 地球人の話は一切なかった。


 僕は、幸せ者だ。

 逃げてきたけど、だから、この先生に会えた。

「時間はいくらでもある、逃げて正解さ。」とね。


「俺は、負け犬だ、でも、心の誇りはすてていない。」


「教官の話は、俺の生き方の肯定だった。

 おちてもいい。

 ここにいたことが、俺の、誇りだ。」


 俺

(くそ、 こんな奴を育てれない地球の教育 だれだ 博士?)



 では、発表する。


 お前ら、全員 不合格だよ。


 席1から席6 お前ら、辺境監視の臨時訓練兵として、6ヶ月 訓練を行う。

「宇宙へ出たいんだろ。」ニャ

「日和見もだね」

「いいね、自分中心」

「俺の先輩が、喜んで面倒見てくれるよ。」酷薄笑



 ムル・カース

 お前は、俺がシゴく。

 宇宙では、逃げるが正解だが、戦い方がある。

 みっちり6ヶ月耐えたら、宇宙へ出してやる。


 楽しみだな。訓練兵諸君。


 勿論、異論は認めない。


 訴えるなりなんなりしても、殿下の強権ですべてねじ伏せるまで。


 いいな。




後日談


 銀河商人になる、応募=0になった。

 合格しても、6か月の辺境訓練が通らないと出れないと、

 通達が出た。


 殿下「やるじゃない、鬼教官。

    銀河へ出たい奴は、6か月の辺境訓練が待っていると通達したわ。」


 俺

  「へ? 先輩が可哀想。」


 殿下

 「冗談はよしこさん。面白いわね。」ニヤリ


 俺 「嘘 ですよね........(あの顔) マジ!」


 クラン

  「仕事ふやしてどうするの? バカだね。」


 チャッピ

 「かっこいいですよ。教官」


 ルミナス

 「今日は、かっこいいです。毎日こうならなおいい。」

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