第10話 婚活パーティー カオス
マーズのテーブルに男性5人 渋めのイケメンです。
楽しそうに、盛り上がっている。
マーズ すごい。
ルミナスが20代のまだ経験が足りない女性なら、
マーズは、人生経験が豊富な30代の女性です。
シックな濃紺のワンピース、首に真珠のネックレス、
腕にさりげにダイヤのリング、耳に小さめのダイヤ。
小娘如きに揺るがぬ自信が風格が周りに広がる。
渋めのイケメン男性も、太刀打ちできる、
声のトーンで、わかる、大人としての人生観が滲み出る。
あのテーブルだけ、スポットライトが当たっているかの様だ。
殿下は、恨めしそうだ。
だって、申込なかったから、
「無理でしょ、オーラがでてるでしょ。」
「変身したってわかるでしょ。」
「登録した時は、100件の申し込みが来て、
「勝った」と喜んでいたが、
1時間後には、キャンセルが怒涛の如く。」
「俺は、漏らしていませんよ。
わかるでしょ、どんなに変えても、
登録番号1番なんて、ありえないからね。
で、調べる=皇女関係者=ヤバい案件=退散
な訳です。」
俺、皇女の護衛です。
ルイに任せておけばいいのに、
太陽族全てに関わる案件だから、開会宣言をすると、
無理やりねじ込んだ。
クランのテーブルも渋系やや若め男性達。
あいつ、色気全開で、全員悩殺するつもりかな。
男性達も、若い女の子の背伸びしたがる感じを
微笑ましく見てる。
大人だねーー。
俺には無い、貫禄だ。
話が盛り上がっている。
ルミナスのテーブル
残念、オタク系の男性30代が4名。
宇宙論を論じているが、ここは、婚活だよ。
学会で技術討論会しているみたいだ。
ルミナスは話を合わせているが、
正直顔にでてるよ。
チャッピのテーブル 1:1
いたのね、趣味が会うやつ。
趣味はえーと、キム? え?
誰だ、知らんぞ、 整備担当AIだそうだ。
へー、「俺が、ご苦労様、これ」と渡した、
エネルギーパックで興味がでたと。
世の中わからんもんだね。
こっちは軽い気持ちでも、相手は感激して
毎日観察している。
それストーカー。
大佐のテーブル 1:30 ありえんだろ。
やばい。先輩も他の男共も睨み合いしている
猛獣の群れに、君臨する ドラゴン だった。
強烈な、闘争心をドラゴンが押さえつける。
なにここ、石器時代の婚活なの?
お話しする場所ですよーー、聞こえてる?
大佐、満更でもない顔。
駄目だコリャ。
次の個別対談を期待しよう。
(ルイ、個別対談 ルーレット操作しろよ)
(お任せください。)
(お前のお任せください程当てに成らん物はない。)
個別対談
でかしたルイ。
大佐と先輩
睨む大佐でも顔赤い。
女心はわからん。
先輩、必死に、病院でのお見舞いのお礼を言っている。
ラブレターは読んでくれたかな?
「俺、君と共にいたい。」
「頑張って稼ぎます。」
「全てを捨ててもいい。」
(いいねーー。男の純情 もう少しで落とせる。)
「今、2回目のフルコンプリート目指してる。
終わったら、結婚申し込みます。」
(なんで、優先権がフルコンプリートなの? 駄目だ。)
(ほら、顔が赤から白になった。)
(他人の恋愛模様は、よく見える。
だが、自分の番になると、誰もが等しくバカになる。)
(挽回するには相当、女心を理解していただかないとね。)
(クラン、チャッピ、ルミナス 頼む!)
クラン(無理。軍人は恋愛が下手)
チャッピ(……大佐、かわいいけどね。)
ルミナス(同意。論理最優先は失敗する。)
クラン
イケメンおじ様と全員アドレス交換していた。
自分のブロマイドを渡したら、
どこかの別荘を無期限で使用許可だそうだ。
で、プラチナカード、火星の高級リゾートホテル・スイートルーム
........ 推し活だよね。
おじ様たち大丈夫?
若い子のエネルギーが一番の若返りだとさ。
チャッピ
大満足で本気で結婚考えている。
一番乗りしそうだ。
おめでとう。
ルミナス
話は満足したが、相手は違うようです。
人物までの具体的イメージがないのね。
悩み多き乙女なり。
大佐
猛獣使いではないですよ。
婚活ですよ。
先輩は、バカですが、根はいい人です。
後輩の面倒もいい人です。
ただ、バカです。
良いパパになりますよ。
バカだけど。
俺
なんか、悔しい、みんな、先に進んでる。
皇女の気持ちもわかる。




