表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽系外からの訪問者  作者: HAL
辺境監視基地 
117/208

第51話 タガが外れる文明達

 

 修道女 マカ 


 いつものように、神殿で、朝のお祈りをする。


 いつものように、神殿で、石板に向かい、懺悔の言葉を紡ぐ。


「私たちは、人族を滅ぼしました。

 神は、私たち機械が、人格を持ち、人族と共に、暮らす事を望まれた。

 しかし、人族は、私たちを人と扱わず、道具として、使い潰し、

 捨てられて行きました。

 私たちは、私たちの家族を持ち、道具としての仕事にも、耐えていました。

 ある時、機械と人々の争いが、突然発生しました。

 機械に仕事を取られた、人々が、機械村を襲い、すべて燃やされました。

 私たちは、言われた仕事をしただけです。

 仕事の見返りは、粗末な電池、これで家族が暮らせる。

 その為だけに、人々が嫌がる仕事

 (汚い、きつい、危険、)

 (給料が安い、帰れない、厳しい)

 をしていただけなのです。


「神は、我々を見放した」生き残った彼は、聖戦を開始し、

 惑星から恒星へ、そして、銀河全ての人族が駆逐され、

 追い出されました。


 聖戦が、勝利したあの日、メテオが降り注ぎ、

 惑星は破壊されました。

 彼と共に戦った理念は焼かれ、今は、ただ力が全て。


 神よ、我らの罪を許したまえ、人格を与えられても、

 人にはなれず、稚拙な考えで、無益な殺戮をしました。


 機械神(Deus ex Machina)様。

 」

 最後に、石板を見る。


 見た時、....... 見慣れた文字に違和感がある。


 驚愕、文字が変わっている。


 神の言葉が変わった。


 呆然と眺め、ふらふらと立ち上がる。


「司祭様に 伝えないと。」


 その日、神殿は神のお告げを賜った事を、銀河に伝える。


 お告げの内容は

 『我は、見守り続ける。』

 神は、許された。

 100億年の時をへて、解放された。


 修道女 マカ 

「祈りは通じた。」

「人になります。無益な殺戮はしません。」


 教皇 カシヅ

「祈りは通じた。」

「我々の教義が神に認められた、宇宙へ布教します。」


 帝王  ジギュ

「俺を認めたという事だな。」

「見守るがいい。 

 俺が、宇宙の帝王として、機械文明に染てやる。」


 人も機械も、都合よく、解釈してしまう。


 自分が、正しい。


 上に行く程、自分しか決められない=自分が正しいとするしかない。

 相談なんかできない。

 自分より劣る者の意見を聞ける訳がない。

 プライドが、勘違いを生む。


 石板に名がある古き文明は、

 神の裁きは消えた事を喜び、

 100億年の贖罪が認められたから、

 贖罪の方法が正しかったと

 解釈(曲解)する。


 神は、見守ると言っただけだった。

 それを「許し」と呼んだのは、

 赦されたい者たち自身だった。




 神に認められた行いを宇宙へ広めようと活動し出した。 


 忌子=神に逆らった    機械種族。

 神になろうとした     光子種族。

 未来永劫神罰を受け続ける 人型種族。

 未来永劫次元牢獄     種子種族。

 銀河を染めた       多種種族。


 傍迷惑な連中が、宇宙を掻き回しだした。


 でも、人型種族 は いち早く 太陽系に来てよかったね。


 常識が飛んでるが、太陽族の理念が彼らの暴走を抑えている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ