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ほどけた指先から

作者: Soraきた

ほどけた指先ずっと眺めていた

答えがYESかNOしか、ないとしたら

もうそれ以上のものはいらない


窓を打ちつける突然の雨

どんなに耳をすましても

あなたの声は聞こえない

イタズラに語った

さっきの恋の話から

気がつけば

涙が先にあふれたね


そんなに急がなくてもいいよ

わたしの斜め前のあなたの背中

もう、追いつけないような気がしてた

手を伸ばしても

もう、これ以上

近づけないような


やがて、あなたのそばに

落ち着く場所だけを求めて

過ぎ去りし日の思い出と交換できたなら

それでいいよね


なんとなく分かってた

未来と呼べる、大げさなものではなく

ただ、足元を見ないで

進もうとしただけ


あなたの返事待ち・・と言えたなら

わたしは救われた

だけど後悔はしたくない

あなたのコトバを受け止めた

これから思い通りにいかなくても

わたしは笑って話ができる

ほどけた指先よりも

遠い場所で・・




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