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詩など(象徴詩)

ヌマーマメイド

作者: はしばみ色のサンダルをかぶったアーケロン


 退屈な日々が過ぎ憂鬱な日常が戻る

 退屈な日々が過ぎ憂鬱な日常が戻る


 ねちょ、得体の知れない恐怖にからだごと浸かり

 生温かい心地の汁に体毛ふるわす

 日のあたる場所に出たら出たでまた

 露を取り払う風に肌なでる寒気がむかでのよう


 じゅわじゅわ


 いつまでつづくか

 いつ、戻るか

 慣れた退屈が日常への耐性を奪う


 退化した足は、泥を蹴るのみ

 木の根踏みしめて歩けばもう血が出ちゃう


 じゅわわ


 ずっとさまよっていられたなら

 沼の底でも暮らせたなら


 退屈な日々が過ぎ憂鬱な日常が戻る

 退屈な日々が過ぎ憂鬱な日常が戻る


 希望の光受けて

 なんでもない日常に戻る

 徐々にからだ慣らして

 血を拭いてそしてまた歩き出す






あらためて、交通機関の人の多さ、その理不尽さを思い知りました。

これが、日常か……。


まだまだ徐々に慣れていこうって感じで気が乗らないのもあるけど、いまだにタピオカ飲みにいくの自粛、継続中の私です。広いお店でもないので。

潰れてないといいなあ……



 2020年6月

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― 新着の感想 ―
[良い点] いまだに「日常ってこんなだったっけ?」と首を傾げながら電車に揺られています。 人は多いけど、以前とは明らかに違う距離感に違和感を感じたり。 徐々に慣れていくしかないんでしょうね。 不安、…
[良い点] もとの生活の戻るには、やっぱり気持ちですよね。 (#^.^#)
[一言] 私も好きです。私の職場、夏季休暇があるのですよ、毎年ステイ・ホーム←違 なのでしょうか、仕事始めのその時の気持ちが、ドンピシャに当てはまるのです。
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