表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/11

短歌部活動日誌 6月15日(金)

短歌部活動日誌 6月15日(金)

歌会 題詠「水」一首



詠み人 高橋紗

『恋をする私は真水になれなくてにじみ出てくるまっ黒い黒』

三浜:

 恋をしたけど、自分の嫌な面がよく見えるようになって辛い、という歌ですね。嫉妬してしまったり、自分を良く見せようとしてしまったりして自己嫌悪に陥ったりしますよね。純粋で無色透明、無味無臭な真水のようでありたかったけど、自分の黒い部分が見えてきて怖い、という思いが伝わってきます。「まっ黒い黒」という言い回しがちょっと面白いです。最近恋の歌多いですね。五点

高橋:

 ふみちゃんが恋をした経験があるように語っているのが気になりました。相手は誰ですか。


詠み人 三浜一二三

『雨に煙る水曜日のグラウンドいつもより早く帰れる気がした』

高橋:

 教室の窓から白く煙っているグラウンドを見下ろしている様子が思い浮かびました。水曜日のグラウンドという言い回しがよくわからないけど面白いですね。たしかに水曜日ってなぜか早く帰れそうな気がしますね。小学生の時、水曜日だけ五時間授業だったからでしょうか。「6」「6」「5」「8」「8」なのでさすがに破調が気になりますね。五点

三浜:

 経験談ではなく、一般論として語ったつもりです。



次回 6月17日(日)。特別活動として、吟行歌会を行います。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ