表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/11

短歌部活動日誌 6月13日(水)

短歌部活動日誌 6月13日(水)

歌会 自由詠一首



詠み人 高橋紗

『人類はベッドの上でバタ足をする生き物だと一昨日わかった』

三浜:

 初恋をして悶えている女の子を詠んだ歌だと読みました。なんとなく全体的に堅い印象をうけますが、詠み手は真面目な女の子なのでしょうか。ベッドでバタ足をしている様子が想像できて可愛いですね。「人類」や「生き物」といった規模の言葉を使うくらい、初恋が大事件だったのでしょう。

 結句が「昨日」なら綺麗な七音になりますが、そうしなかった理由があるのでしょうか。七点

高橋:

 可愛いと言ってもらえて嬉しいです。「一昨日」の方がなんとなく良いなと思って書きました。とくに深い意味はありません。



詠み人 三浜一二三

『幼稚園バスから手を振る知らない子に私はなぜか恋に落ちてる』

高橋:

 知らない幼稚園児が自分に向けて手を振ってくれ、理由はわからないけど恋に落ちたような感覚になった、という歌ですね。たしかに知らない人に手を振ることが、誰かに禁止されたわけでもないのにできなくなってしまいますよね。常識に捕われている詠み手と、そんなことはお構いなしに無邪気に手を振る子どもの対比が面白いと思います。

 ただ個人的には相手が高校生くらいの女の子でも良かったと思います。六点

三浜:

 あー、たしかに高校生くらいだと「高校生なのに知らない人に手を振れるんだー」みたいなギャップがあっていいかもですね。



次回 6月15日(金)。題詠「水」一首。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ