表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

短歌部活動日誌 6月8日(金)

短歌部活動日誌 6月8日(金)

歌会 題詠「夕暮れ」一首


詠み人 高橋紗

『下着まで濡れてしまった夕暮れに「夏が来るね」とあなたは笑う』

三浜:

 ふたりで出かけた帰り、夕立ちに遭ってずぶ濡れで帰ってきた時を歌ったのかと思います。夕暮れということは雨はあがっているのでしょう。詠み手は子供っぽい「あなた」に呆れているのか、それとも可愛らしく思っているのかわかりづらいですね。両方の気持ちがあり、詠み手自身もどう反応すればよいかわかっていない複雑な感じでしょうか。六点

高橋:

 昨日一二三ちゃんから来た「夏だね」というスタンプの意味がよくわからなかったけど嬉しかった、そんな気持ちを詠みました。たしかに「嬉しいけど、どんな意味なんだろう、もしかして怒らせた?」みたいにも考えたので、そういったところが歌に反映されたかもしれません。


詠み人 三浜一二三

『夕暮れの迷子になりに出かけますお腹が鳴るまで帰りません』

高橋:

 夕焼けの引力って確かにすごいですよね。自ら迷子になりに行こうっていう気持ちが少しわかります。でもやっぱり食欲には勝てないってところがキュートで良いですね。下の二句が8・6になっていて、若干舌足らずな感じも可愛くてよいと思いました。「出かけます」がすこし自動的な感じがしますので、工夫の余地があるかもしれません。九点

三浜:

 先によくわからないスタンプを送ったのは高橋さんです。


次回 6月11日(月)。自由詠一首、題詠「傘」一首。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ