愛の詩(うた)
掲載日:2017/07/26
紺碧の目で遠くを見据え
夏の訪れと雨粒の音が聞こゆ
彼女は昔から知っていた
僕の心の在り処を 笑顔のままで
愛の詩 今夜も君へと近づいては離れ
僕を信じて 宛てのない 凍りついた旅路の先で
君の胸の内側へ 滑り込む僕の魂
明日の光さえ 見えない淵へと立って
彼女はそれでも構わないと
僕の旗印の方へ進んだ
愛の詩 今宵も君から離れず詠まれ
言葉の棘を抜いた先に 輝く宝石の旅路が見える
愛の詩 この夜も君へと迷い込んでは抜けて
僕を抱いて 想い出さえくるみ尽くす あの旅路の終わりで




