ステータスとスキルの確認 更に外へ
更新がかなり遅いです。毎日投稿してる人とか凄いなあ…
そのパソコンの画面にはこう書かれていた。
名前 (無し)
性別 ♂
種族 竜族
年齢 0歳
level 1
HP 120000/120000
MP 150000/150000
STR 65000(+3000)
DEF 150000(+3000)
AGI 60000(+3000)
INT 80000(+3000)
MDF 100000(+3000)
「スキル」
・言語理解
・完全鑑定
・完全隠蔽
・取得経験値10倍
・必要経験値10分の1
・身体強化
・身体硬化
・人化
・竜王の息吹
・竜王の威圧
・竜語魔法(火、光、水、土、闇、時空)
(雷、氷、炎、空間、風)
・???
称号
・異世界人・炎の竜王・異常なる者・超越者・全属性魔法の使い手・???
……は?
意味がわからない。この世界の基準はわからんが、レベル1の時点でコレって、いわゆるチートってやつじゃないか?しかも生まれてきた時点で竜王とかwヤバすぎだろw洒落にならねぇよ。しかも自分のスキルの完全鑑定で称号調べてみたんだが、超越者とかwヤバすwステータスぶっ飛びすぎちまうよ!
・超越者(全てのステータス+3000)
しかも???って何だよ!調べようとしても表示出来ねえじゃねーか!こえーよ!
ん?よく見たらスキルに「人化」あるじゃん!よっしゃ!取り敢えず使ってみよ!
「人化!」ピカッ!光が収まり、水で確認すると、そこには…絶対将来イケメン確定の小さな男の子がいた。……はっ⁉︎ナニコレ⁉︎コレ絶対笑ったらお姉さん系落とせるじゃん!自分で言うのもなんだが、メチャクチャ可愛い!可愛いすぎる!
よし、お腹は生まれてから全然減らないし、ステータスの確認も終わったから寝よっと。明日は魔法の練習も兼ねてこの洞窟の出口探しと出れたら出れたで、外の世界の探検でもしよっと!
俺は元の竜の姿に戻って、ふああぁぁと欠伸をした。また明日!おやすみなさ〜い
朝…俺は日の出とともに起きた。(周りは洞窟なので日の出とかはさっぱり分からないが)取り敢えず外に出てみよう!まずはこの洞窟から出なきゃ!そう思い俺は洞窟の外に出る為に自分の生まれたところから1歩目を踏み出す。そして俺は洞窟の奥深くから出口へと歩き出したのだった。
それから、30分……長いな。まだ外には出られないのか…今俺は自分の巣から歩き始めて30分間まだ洞窟の中にいた。上がったり下がったり階段があったりしたが、何故か一本道な洞窟。更に10分かけて歩いて行くと、やっと光が見えた。「やった!やっとお日様が拝める!」そう思いまだ見ぬ世界に心躍らせながら駆け出した。
洞窟の外に出た俺は愕然とした。初めて見る風景なのに、木、木、木、木、木で、木がたくさん。つまり、森林だった。俺は開けた口が閉まらなかった。初めての感動が木ごときに潰されるとは思ってもみなかったのだ。
俺は気を取り直して真っ直ぐに人間が住む街を目指して歩いて行くことにした。悩んでいても仕方がない。そして、森の中を歩くこと5分何にも会わない。見つからない。つまんなくなった俺は辺り一面を竜の状態で、見下ろそうかな、と考えた瞬間、かすかに悲鳴が聞こえた。
俺はやっと人に会えるのか!そう思う嬉しさ反面、悲鳴ということは危ないんじゃないか?という不安と焦りがあった。その悲鳴があった方向に周りに被害が出ない程度のそれでも、全力疾走で走り出した。走っていると、真面目そうな女騎士といかにもどこかの国のお姫様っぽい人と、それを守る騎士らしき人数人が大きめの竜に襲われていた。
そのお姫様も騎士達も皆絶望した顔なのに、女騎士だけがお姫様を守ろうとしている。俺はそれを見た瞬間、なんかビビッときた。何がビビッときたのか分からないけど取り敢えず加勢しにいくか。そう思いその竜の方を見てある事を試した。「鑑定!」そう言うと、その竜のステータスが浮かび上がっていた。
名前 リンドヴルム 性別♂ 年齢 120歳
level 92
ステータス
HP 10000
MP 6000
STR 520
DEF 400
AGI 480
INT 470
MDF 300
うわっ…低いなぁ…これだけみると、俺が物凄く強くみえちゃうじゃん。