表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ

俺の名前は神谷 真玄。どこにでもいる普通の大学生だ。小学校もそれなりにやって中学校もそれなりに、高校もそれなりにやってきた。少しばかり変なことをやってる、普通ののはずだ。変なことって言っても、武術の稽古をしたり、体術の稽古をしてるだけだ。今日は学校が終わって家に向かってる途中で大変なことがあったんだ。



信号を待っている時に小さな女の子が持っている風船が風に飛ばされて道路に飛び出してしまってね、それを女の子が取ろうとして道路に走って行っちゃったんだ。その時、その女の子の方にダンプカーが猛スピードで突っ走ってきた!その女の子の母親らしき人がその女の子の名前を呼んでいるが、風船に夢中でその女の子は気づいていない…



「ヤバいっ」そう思った時には既に俺の体は動いていた。結果的に言えば間に合った。女の子は俺が押して少し怪我はするだろうが無事に向こう側にいる。そして俺は…そう思った時には凄まじい衝撃と痛みが俺を襲った。



一瞬の浮遊感の後、俺は地面に叩きつけられていた。視界は赤く染まっていて、それも段々と黒くなっていた。その視界の隅で女の子が無事であった事に安堵を覚えながら、俺は意識を失った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ