母乳にするかミルクにするか
出産前に、『ミルク育児にするか母乳育児にするか』悩むママさんは多いと思います。
わたしですか。まったく考えていませんでした。病院が母乳育児推進だったのでじゃあそれでいっか。とりあえず『母乳実感』とか新生児向けの哺乳瓶三本とレンジでチンして消毒するアレとを用意しておきました。
結論から言うと、生まれてからの子どもと自分の様子次第で決めればいいと思います。
母乳。ミルク。どちらも一長一短です。いまは母乳育児が主流ですが、どちらがいいだなんて一概には言い切れないと思います。わたしの親の世代のときはミルク育児が主流でした。この世代は既に成人していますが、ミルク育児だからといってなにか異常があっただなんて、聞いたことはありません。
メリット・デメリットは然るべきサイトや本でいくらでも読めます。……というより、情報が多すぎて逆に大変ですよね、探すのが。
あくまで遠野の見解ですが。序盤は母乳育児を頑張ってみて、早くて三ヵ月。六ヶ月くらいからミルク育児に切り替えてみてもいいのではないかと思います。
母乳育児がうまくいっているのであれば続けられる限り母乳で。うまくいかない場合はミルクに切り替えれば、と思います。……さっきと同じこと言ってるやんかって感じですね。
最初の細切れ睡眠の時期に都度台所に立ち、調乳をするのも、すごく大変です。いちいちお湯を沸かし、哺乳瓶を消毒し、粉ミルクを計量するのがね。なお、ミルク育児にはミルサーやティファールのケトルなどが必須です。
こだわりがあるならそれを貫いてみてもいいと思います。育児は誰のためでもない自分と自分の子どものためにするものですから。ただ、柔軟に変えてみてもいいのではないかとアイデアを提案しているだけです。……わたしは残念ながらそういう助言を受けられなかったので。
お店に育児相談を設けているところで、ネットで評判の先生に、『うちの子は十八時から次の日の六時まで寝るんですけど。多い時で二十二時、0時、三時、五時、六時、七時と起きるんです。三ヵ月経つのにいい加減しんどいです』と相談したところ。
『あらーそれは大変ね。でも街を歩くママさんたちをご覧なさい。みんな、化粧をして綺麗にしてて、疲れてしんどい死にそうなんて顔、してないでしょう? みんな元気に乗り切ってるのよ。だからあなたも頑張って』……と。助言されました。
きっとうちの母に相談していたら『ミルク足しなさい』と言われたことでしょう。……都度しかるべき先生に相談してはいたのですが。なんだかアドバイスにはとことん恵まれませんでした。(頑張っている母親にこれ以上『頑張れ』と言う人間がおるか! と憤慨する気持ちがあるにはあります。そのときに一緒に待っていたママさんたちと話すほうがよっぽど気分転換になったという……)
さて。話を戻すと遠野の場合。始めの一ヶ月ほどは夜中にミルクを足し。二ヶ月目以降は完母。六ヶ月目に(服薬のため)完ミにしました。二ヶ月目に相当哺乳瓶を嫌がってたので、以降あげるのを諦めていたのですが、六ヶ月目にやむを得ずひとの手を借りてあげてみると、……完食! いや飲みきったと言うべきか。
一ヶ月二ヶ月で全然子どもの様子は変わります。一ヶ月前にできなかったことができるようになるのが当たり前の時期ですから、一ヶ月前に駄目だったことも諦めずにトライしてみてもいいのかもしれません。柔軟性が必要なんだな、と感じた出来事でした。
物心付く前に卒乳したので。よく聞く卒乳の苦労話とは無縁でした。……おっぱいに絵を描くとかね。なにがなんだか分かる前にミルクに切り替わり、本人はごくごく飲みました。とてもとても楽に済みました。
外出のときは。母乳のときと違って、ぬるま湯を入れた水筒(お湯をすこし冷ましたものを保温性の高いサーモスの水筒に入れていました)に計量した粉ミルク入りの哺乳瓶+場合によっては粉ミルク入りのミルサーを持ち歩くようになり、持ち物は増えました。でも、最近では空港やデパートなどではミルク育児の人向けにお湯やぬるま湯を出せるところがあります。赤ちゃんのベビー用品店などでもです。便利になりました。
ミルク育児のいいところは父親も育児に参加できるところです。子どもを夫に預けて美容室にすら行けるのです! 整体にも! ……半年経ったんですから、ここらで自分にご褒美をあげてはみませんかと、わたしはおすすめする次第です……。
授乳室といえば。サッカー場でも、そういう部屋が割り当てられており、係員のかたに言えば使用できることには驚きました。ベッドがありカーテンで仕切られており、学校の保健室みたいな感じでした。……残念ながらテレビはありませんでしたが。(サッカーを見に来たのにサッカーが、見れない。切ない)野球場はどうだかは知りません。
ちっちゃな博物館にも授乳室は勿論のことベビーベッドが置いてあったり。授乳室にしても授乳できる場所とミルクをあげられる場所が分けられており、父親が入れるようになっていたりと。……近頃の施設の発達っぷりには、まったく驚くばかりです。いやいや本当にありがたや。
遠野の周辺では、病院が母乳育児を推進するところが多い影響か、母乳育児のひとが圧倒的に多いです。一度だけ完ミのかたにお会いしたら、お互いキャー! という感じですごく盛り上がりました。周りの完母のママさんたちが引くくらいに……。「そんなにいいんですか」と怪訝な顔して尋ねられたのをよく覚えてます。……なんというか、あまりに完母で頑張るのが主流すぎて、完ミの人間はマイノリティ的な心境で……。完母のひとのまえでミルクの楽さを語るとピリッとした空気に包まれるというか。言えない、です。だいたいそういうときは離乳食のほうに話を持って行きます。
まとめると。子育てに正解がないように、ミルク育児と母乳育児のどちらに正解はないものだと思います。よっぽどどちらかに問題があれば、日本人は敏感な人種です。きっと廃れているんじゃないでしょうか。
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