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この社会で“女の子”として生きるということ

 佐々木早矢より――「私は、食べたものでできている」

 あたしは、食べる。 食べて、走って、笑って、生きる。


 もし誰かが「女子なのに」とか「筋肉ありすぎ」って笑っても、

 それで走れないなら意味ないって、心から思ってる。


 あたしは、削らない。

 細くなるために生きてるんじゃない。


 よりよく生きるために、あたしは走ってる。


 自分の身体が、自分の味方でいられるように。

 それが、あたしの鍛錬。




 三ツ石真帆より――「声に出せないことほど、大切なこと」

 私ね、昔は「褒められるために」食べてた。

「女子力高いね」って言われたくて、きれいなお弁当を作ってた。


 でも気づいたの。

 本当に欲しかったのは、言葉じゃなくて、ちゃんと身体が満たされる感覚だったって。


 食べるって、生きるってこと。

 映えなくても、映らなくても、その一口で明日を迎えられるなら、それで十分よ。


 あなたの身体は、“いいね”のためにあるんじゃない。

 あなた自身が、大切にしてあげて。




 澪より――「“見せない”ことにも、意味がある」

 私は、“誰にも見せない”ってことにこだわってた。

 でもそれは、自信じゃなくて、恐れだった。


 女らしさ、可愛さ、しなやかさ――

 世の中の“理想”に届かない自分が、見られるのが怖かった。


 でも、ある日気づいた。


 私の身体は、私のものであって、誰の採点対象でもない。


 食べて、眠って、動いて、痛んで、癒えて――

 それだけで、生きるにふさわしい身体だってことを、やっと知ったの。




 そして彼女たちが、共に語ること

 食べることを、恥じないで。


 太るとか、女らしくないとか、映えないとか、

 そんな基準で、あなたの身体の尊さは決まらない。


 痛みを面白がる世界で、

 痛みを感じているあなたが、ちゃんと立っているだけで、美しい。


 あなたが食べたもの、飲んだもの、眠った時間、流した涙。

 それ全部が、あなたという命をつくってる。


 わたしたちの身体は、娯楽でも、消費物でもない。


 わたしたちは、自分のために生きている。


 そしてあなたも、そうであってほしい。



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