表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クワンティエンの夢  作者: 多谷昇太
この道や行く人なしに秋の暮れ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/80

恵美さんの大喝は必ず叶います

梅子は正直まだ説法を聞きたかったのだが成り行き上仕方なく「ちっ」と舌打ちすると顎を立てにふって恵美にGOを出したようだ。ニヤっとばかり恵美がもの凄い笑みを顔に浮かべてことを起こそうとした刹那「‘いにしえ強の武者の悪癖、いまに出すまじきことをなむ願いたてまつる…’」とさきほど鳥羽にかけた呪文のごときものを僧が唱えると、不思議や恵美のイラつきがピタリと止まってしまい、ことを起こすどころか、いっかな口さえもきけなくなってしまった。その恵美に僧は「恵美さんの大喝は必ず叶います。もうほどなく、すぐです」と予言めいたひとことをかけておく。突然の身の不随に憤懣やるかたない恵美のその背後に、この時武者兜をまとった大男の影が見えたのは幻影だったろうか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ