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クワンティエンの夢  作者: 多谷昇太
白峰の巻き

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梅子さん、ちょっとひどいですよ

なぜそんなことをしたかと云うと隆盛して来るヒンドウ教に対抗せんが為だと云われているけど、私に云わせりゃ情欲を合法的にせんが為の沙門の堕落だあね。ここまで云えばわかるでしょ。顕教の戒律、その受戒から離れて、エクスタシーを法悦とするような有り様だと云ってるのよ。換言すれば仏・神への一宗徒から離れてみずからが観音となる、教祖様になってしまうようなタイプの人間の、その勝手な都合と実態だと云うことよ。ヘミ、カミになっちゃうわけね。(ここで亜希子へ視線を送って)日頃そのナーガの法悦を結構感じていらしゃるんじゃないかしら?」と結んだ。「梅子さん、難し過ぎてわかんないっすよ。それって早い話が‘お×××’の話ですか?」×の箇所を無音化して恵美が訊く。匡子と慶子が吹き出したが「バカ、黙ってろ」梅子が一喝する。亜希子はと見れば顔を真っ赤にして堪えているようにも見れるが同時にどこかしら、またなぜかしら尋常ならざるショックを受けてもいるようだ。部長という立場から云ってもまた日頃の性格から云っても「こいつ、梅子…」とやり返すべきところなぜか黙ったままだ。見かねて子分の(コバンザメの?)郁子がもの申す。「梅子さん、ちょっとひどいですよ。我々部員は部長を立ててこそ部員というものです。それなのに部長をストリップだの蛇だのなんてこきおろしたりして…」真面目顔で云うのに鳥羽が「おっしゃるとおり、ちょっと辛辣過ぎまんな。それぞれの司ということを弁えまへんとな」と合わせる。

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