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クワンティエンの夢  作者: 多谷昇太
昼食、人柄、ア・ラ・カ・ル・ト

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鳥羽老人あらわる

「あっ、お爺さんだ!お爺さーん!」と大声で呼びかけるのに「ば、ばか、止めろ…」梅子がほおばったサンドイッチを口中でモゴモゴさせながら止めるが後の祭りだった。サンドイッチを持ってあずま屋へと戻りながら「こちらに来てこれを召し上がりませんか?おいしいですよう」と絶好の試食者を得たと云わんばかりに自在に呼びかける。それに応えるかのように好々爺とした笑顔をいっぱいに浮かべながら鳥羽老人があずま屋へと近づいて来た…。

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