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クワンティエンの夢  作者: 多谷昇太
西行庵

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14/80

参拝?それともケ・ン・ガ・ク?

「ちょっと、亜希子さーん。ここらで休憩しましょうよ。私もう疲れちゃった」お嬢様コンビのうち匡子が音をあげて、かなり前を行く亜希子と郁子、織枝と絹子の4人に呼びかけた。こちらの匡子側は残りの5人である。「さっき金峯神社で休んだばかりでしょ。まだいくらもたってないじゃない。もうすぐ、そこよ。頑張って」としかし亜希子はつれない。「あ―ら、お弱いこと。匡子お嬢様、おぶってさしあげましょうか?」と加代が聞く。「イーだ。そう云うあなた方だって遅れがちじゃないの」「おかまいなく。あたしたちはわざと遅らしているんだから」の遣取に「先に行かせりゃいいのよ。亜希子のやつ、参拝だなんて云って。西行はただの和歌の名人。何とか教の教祖じゃないのよ。参拝じゃなくってケ・ン・ガ・クよ、見学」と梅子が自説を賜う。「そうですよね」加代が相槌を打って「それと梅子さん、もしさっきの爺と本当に歌合わせなんかやらされた時は、私と恵美に加勢お願いしますよ」と頼み込む。「まかせとけ。白河女子大歌道部をなめるな。亜希子のやつ、年配者がどうのなんて、いい子ぶってさ。今日日金で歌人面づらしてるやつらばっかりで、スキルも中身もないのが殆どよ。どうせその口でしょ、あの爺さんも。あたしが化けの皮はがしてやるから、加代も恵美も安心してていいよ」力強く梅子が請け合った。

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