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玄武国物語 「私と王様」  作者: 瑞佳
第3章 弟襲来 
66/70

堕ちる人々

健斗に堕ちてしまう変な人達をお楽しみください。






――― 少女Cの場合 ―――


ケントとの出会いは王都に向かう街道であるが可憐な妾に気付きもせず走って行った変な男だったが何故か興味を引き声を掛ける。何しろ道の真ん中で丸まって泣いておるのだから憂さ晴らしに少々からかってやろうと声を掛けたのじゃが、良く見れば黒髪に黒い瞳の人間。驚きを隠しながらもしやと思い素姓を探れば王妃様の弟とは飛んで火に入る夏の虫。しかも人の良さそうな間抜けながら面白い男でまさに妾に利用されるべく現れたように好都合な男だった。


お陰で王妃の懐に入り意に沿わぬ縁談も潰えて結果は上々どころか王宮に成人前に王に謁見出来る栄誉まで賜るとは妾の前途はようよう


ケントの様な人間で平凡な男などもう用済みで普通なら切る捨てるのじゃが


何故かそれが出来ない


碌に世辞もいえず


成人していると本人は行ってるが十五才にしか見えぬ童顔だし


妾の方が美しいのに乳の大きな侍女にスケベ丸出しでデレデレ


審美眼がどうかしておる!


しかし……


これといって秀でたとこのないつまらぬ男のはずなのに


不思議な事に何時も側にいて欲しいと思ってしまう


ケントと居れば自然に笑え


あの黒い小さなくりくりした目を見ていると気分が和む


それは酷く心地よく癖になりそう


つまりケントは妾に癒しと笑いを提供する道化師じゃ!


王妃の弟なので専属に出来ないのが惜しい


まっ…ケントとはそういう男じゃ







――― 従者Uの場合 ―――



出会いは卑しい人間の分際でミョンミョグゥイ様の手をとり歩いていた。


最初は少々脅して痛めつけ放逐する心算で近づけばその少年は一瞬睨みつけるが直ぐに珍しい黒い瞳を涙で潤ませるのを見た途端に背筋がゾクリと震えた。


もっと泣かせたい


強い欲望が湧きあがりミョンミョグゥイ様がいるのも忘れ唇を奪うっと初心な少年は恥ずかしさで気を失ってしまいマスマス征服意欲を刺激され欲しくなる。


しかし残念な事にケント殿は王妃様の実弟なので体を奪い籠絡する手は使いずらい


しかもどうやら胸の大きな女性が好みでは私にはなびくのは難しい


それに我主であるミョンミョグゥイ様も興味があるご様子


恋に主従もないが恐らく本人は自覚していないが初恋


どちらにしろケント殿は人間で交わせる情は我等にとって一時の儚い物


主に悲しい思いをさせるのは忍びないので


矢張りケント殿は私が落させて貰う


久しぶりにコレわと思う少年に会え心が浮き立つ


ケント殿はどうも男を引きつける不思議な魅力をお持ちになりどうやら私もそれに当てられたようだ


しかもその毒に当てられた者がもう一人


あのような若造など敵ではない。そもそもあの手の武人は忠義に熱く王妃様の弟君に手を出す気概などあろうはずがないが油断は大敵


王都から戻ればジワジワと攻めて絡め取り一度でも肌を合わせれば落ちたも同然


何時か一度だけ垣間見たあのスベスベとした白いお尻に浮かぶ可愛い痣に口付を落したい。


そしてあの子犬の様な目に愉悦の涙を流させ思いっきり喘がせるのは私


決して他の者には渡さない


覚悟して下さいねケント殿


私の愛しい人







――― 門番Bの場合 ―――



私がこの離宮の王妃様直属の近衛兵に抜擢され親族こぞって凄い出世だと祝ってくれこの職務に命を掛ける心算で挑んだ。


私の一族は亀族でも下位で高い地位はあまり望めないのでこれは異例の抜擢


嘗ての上官のフーラングゥイ様が私を押して下さったのだ。


そのフーラングゥイ様の期待に応えるべく日々離宮の要の入り口である門の守衛の任を勤め上げていたが王妃様の弟君様が現れるまで何事もなく送っていた。


全てが呈州の州知事の姫の暴挙により弟君様と思わしき少年を人質にとられ手も足も出せぬ状況で易々と通してしまい最大の過失を犯してしまった。


このままでは攻めは一族はおろかフーラングゥイ様にも類が及ぶかもしれずこの場で自害しお詫びしようと覚悟するが


『衛兵さん、早まるなよ。 俺が姉ちゃんに頼んで誰もお咎めを受けないように頼むから』


突然頭上から聞こえた少年の声


顔を上げれば必死な形相の少年の顔がこちらを見ておりその真摯な黒い瞳にドキリとする。


もしここで自害すればこの少年の好意を無にしてしまうばかりか負い目に感じてしまうかもしれないと思うと出来ずに留まった。


結果としてはあの少年は王妃様の本当の弟君様


しかも私達二人はなんのお咎めもなく許されフーラングゥイ様からは次は無いと釘を刺されたのみで終わり拍子抜けする。


そしてそれから私は弟君様のあの黒い瞳が忘れられない


寝ても覚めてもあの瞳を思い出してしまう。


コレはどういう事なのだろうかと思い悩んでいるときフーラングゥイ様から弟君様の護衛を言い付けられ喜び勇んで馳せさんじてしまう。そして再びお会いした弟君様は気さくでとても愛らしく、まだあどけなさが抜けない少年かと思っていたが既に成人していると聞き驚かされた。


体を動かしたいと懸命に走られる姿に思わず目が放せず、走り終わると突然上半身裸になって体を拭きだした時は心臓が止まりそうになる。


同じ男同士なのに何故か頭に血が昇り動悸が襲う


細身ながら綺麗についた筋肉


象牙色の滑らかな肌に薄紅色の乳首を見た時は目を瞑り急いで背を向けて意識を平常心に落ち付けさせるのに勤めた。


拭き終わった気配を感じ急いで上着を体に掛けて目に毒な裸を隠す半面もっと見たいと言う欲望を抑えるのに一苦労してしまうのだった。


私は邪まな目で見てしまう自分が許せずこれ以上弟君様に近づいてはならないと思うのに気付けば自ら護衛を買って出てしまう


この感情の正体の答えは薄々分っているが信じられない


今まで男性にそのような感情は抱いた事もないのでこれは命を救って戴いたから生じた好意だと思い込もうとしたが


あの忌々しい姫と従者の男が弟君様を伴い御出でになった時にどす黒い憎しみが湧く


弟君様はこの二人に騙され利用されているのだ


それなのに態々見送りに来るなど


しかもあの男は私に見せつけるように弟君様の御手に口付をするのを見て殺意が湧く


それは女性に新愛を示す所作


カッとなり本気で飛びかかるがあっさりとかわされ忌々しい


神力では遠く及ばず格が違うのは感じていたが武人としてはこちらが勝っていると奢ってしまった。


嫉妬で冷静さを欠いた自分


弟君様に惹かれてしまっている事を自覚せざるを得なくなるがこれは叶わぬ想い


何故あのお方は王妃様の弟君なのだろう


そうでなければこの想いを伝えられるのに


私はこの想いを封じこの方をお守りしようと心に誓う


あの亀族は弟君様を狙っている。


絶対に阻止しなければ


その前に数日間弟君様のお側にいられるが自分には忍耐を試される試練の様な気がするのだった。






――― 同級生Yの場合 ―――



俺は今だにあの可愛い健ちゃんが忘れられね


健ちゃんとの出会いは二年生で同じクラスになった時


最初は気にも留めないただのデブが居るとしか認識しておらず俺は派手なグループで健ちゃんはオタクのグループに属し接点もなく話もしなかったが


実は俺は隠れオタク


アニメの美少女キャラに嵌っており部屋にはグッズが溢れているのでダチも彼女も呼べない


リアルの女の子も大好きだがアニメの美少女も大好きな節操無し


なんせアニメの女の子は超エロい


可愛い大きなあどけない顔に不釣り合いな巨乳!


リアルでそんな女の子は滅多にお目に掛けれないのだから理想をアニメキャラに求めリアルで妥協してるって感じかな~


そしてそんな俺の今一番はまっているのが某アニメのルリちゃん


主人公の中学生の妹キャラだがマジつぼで色々グッズを集めているのだが脇キャラで数がなくレア


そんな時そのキャラのストラップをしている携帯を持っている奴を発見


どうしても欲しくてそいつの下校中で一人の時を狙い路地裏に引っ張り込みカツアゲしようとしたら


『いいけど、家に未使用なのがあるからそっちをあげるよ』


そいつは脅す俺にニッコリと笑ってそう言う。


『えっ お前二つも持ってるのかよ!』


『ウン 使用するのと鑑賞用、保存用あるから』


それから健ちゃんの部屋にお邪魔して意気投合してしまい心の友となったが教室では挨拶する程度


ヘタレの俺はオタクと知られるのが嫌だったので隠して貰ったが優しい健ちゃんはそんな俺を見捨てず友達でいてくれ生涯友達でいれる奴を見付け嬉しかった。


だがそこに1冊の悪魔の本が俺を狂わせる


昼休み結構可愛いと有名で健ちゃんと仲の良い女子が一冊の薄い本を俺にくれ感想を聞かせてと言った。俺は暇だったので読み始めそれがBLなる小説だと気付いたが読むのを止めれなかった。


そこに書かれている人物は俺と健ちゃんを摸しており二人が恋に落ち初体験のシーンで乱れる受けの男の顔は健ちゃんの嫌らしい顔が浮かびコレ以上は読んではいけないと頭の中に警鐘音が鳴り響くが止められず


とうとうトイレに駆け込んでそのまま健ちゃんで抜いてしまった俺


あまりの事に五限目はそのままトイレに籠もってサボりそれから健ちゃんと遊べなくなってしまう


だが学校では健ちゃんをこっそりと観察し改めて健ちゃんの可愛らしさに気付いてしまう

肌は白くてスベスベ


小さい目はクリクリと可愛いし厚ぼったい唇はピンクでツヤツヤと美味しそう


それに何時もお菓子を食べているのか甘い香りが更にそそる。


そして周りにいる野郎どもが必要以上に健ちゃんにタッチしてスキンシップをとろうとしているのに気付き全員が狙っているのでは疑心暗鬼になって睨みつけてしまう始末


しかも健ちゃん絶ちしていた俺は寂しさに負け友達の振りをして元の付き合いを始めるが目の前にいるとどうしても触れたくなりツイツイ触ってしまい欲求不満を彼女達で解消するがスッキリせず日々あの本の様な痴態をする健ちゃんを妄想してしまい友達でいるのが難しく悩む俺


仕方なく俺はあの悪魔の本をくれた女子に相談する。


俺は悪魔に魂を売ってしまった事を知らずに


『そんなに好きなら告白してその場で押し倒せばいいのよ』


『それは幾ら何でも』


『健ちゃん狙ってる子は多いから先を越されるだけよ』


『!!』


『エロビデを見せてその気にさせて持ち込めば大丈夫』


『……』


その時は言葉を濁し別れたが後日その女子は紙袋を俺にくれる。中にはローションと男同士のやり方を書いた本


『優しくしてあげてね』


変な女としか言えないが取敢えず受け取る。


そして俺は誰かが犯る前にやると決意し、翌日誰もいない家にエロビデを餌に健ちゃんを呼び寄せ決行したのだった。


画面の中で可愛く喘ぐ美少女で興奮し前を膨らませる健ちゃんに切羽詰まった俺は襲いかかりズボンを脱がし可愛い健ちゃんの息子に手を掛けるが酷く暴れられ中々思うように行かないがここで逃がす心算もなくパンツを脱がせ一気に攻めようとするとプリプリとした白い尻に有り得ない物を発見してしまう


薄紅色のハートの痣!!


俺は息をのんでそれを魅入ってしまった……


思わず油断してしまった俺の隙をつき健ちゃんが俺の腹に蹴りを入れられてしまい逃げられてしまう。


ズボンを上げながら逃げて行く健ちゃんは最後に


『絶交だからもう近づくな!!』


絶交の言葉を投げ捨てそれ以来着信拒否で教室でも目すら会わせて貰えなくショックで寄って来る女を全部喰って憂さ晴らしをしたが虚しいだけだった……


そして俺はあの女を呼び出し八つ当たりをしようとしたが


『やっぱり妄想と現実は違うのね』


『お前が唆さなきゃ友達でいられたんだ! もう話も出来ない。 この落し前をとって貰うぞ』


そう凄んで脅すがこの女は怯えるどころか携帯を取り出し音声を聞かせる。


そこにはこの女に相談している会話が全て録音されており驚く


『私のパソコンにデーターは残してあるの。これを貴方の友達に聞かせたらどうなるかしら』


目の前が真っ暗になる。


『私は口が堅いから誰にも言わない。 その代わり私にも健ちゃんにも付きまとわないでね』


『お前は……何をしたかったんだ……』


なんなんだこの女は


背筋がぞっと凍りつく


『健ちゃんが男の子達に狙われているのは事実なのよね。だから友達としてはどうせならイケメンの彼氏を持って欲しいと思った訳よ。失敗しちゃったし健ちゃんにも怒られたからもうこんな事はしないわ』


『……お前は何者だ……』


女はニッコリと微笑み


『ただの腐女子よ』


そう言って俺の前から立ち去った。


この世にこんな恐ろしい女が存在するのだと初めて知った日二度と腐女子には近づかないと心に誓った。


そして脱オタをし健ちゃんを忘れチャラ男に拍車を掛け可愛い女の子と遊びまくる日々


高校卒業後は美容師の専門学校に通いある日駅で一人の男を見かける。


「健ちゃん……」


容貌はかなり変貌しておりスッキリと痩せていたが直ぐに誰だか分ってしまう


人伝に自衛隊に入隊したのは知っていたので訓練で余計な贅肉が落ちてしまっており益々可愛くなっていた。


そもそも俺はデブ専ではなく細い方が好み


再び俺の恋心が燃え上がり夢に何度もでてくるお尻のハートの痣が脳裏によぎり勇気を振り絞り背後から声を掛けようとした瞬間


「健ちゃんお待たせ!」


あの女が目の前に現れ健ちゃんと話しだす。


俺は1メートル後ろで立ち尽くし茫然とするしか無く女が健ちゃんの手を引いて反対方向に立ち去って行き最後まで健ちゃんは俺に気付かないまま


しかし女は俺にとっくの昔から気が付いており50メートル離れた所で振りかえりニコリと俺に笑いかけゾッとし急いでその場を立ち去るのだった。


あの女さえいなければ


そうすれば


友達のまま健ちゃんの側に入れた。


憎むべきはあの悪魔の様な腐女子


だがヘタレな俺は結局諦めるしかないのだった。



好きだったよ



健ちゃん








――― 自衛隊Oの場合 ―――



初めて奴の存在を知ったのはコンパの席


飲むのと騒ぐのが好きな俺は女の子を呼ぶ餌として良く使われるので色々な奴から誘われただ酒を楽しんだ。


女は二の次で酒が飲めるだけでいい。どちらかというと鬱陶しいので適当な奴に寄って来る女を押し付けていたのだが


そんなコンパの席で常に顔を合わせる男に気が付く


一見普通のこれといって特徴もないが唇だけが嫌に厭らしく感じただけだった男


常に胸のでかい女に積極的に話しかける分り易い奴だが常に玉砕しているようだ


数回会うので俺から挨拶すると取敢えず返してはくれるがそれだけで俺に興味の無い態度

こう言ってはなんだが俺は結構男の受けも良く友達になりたがられ、実際友達も多い


酒の席でそれとなく隣に座るが直ぐに違う席の女の方に行ってしまい避けられているのかもと考えるとそいつの事ばかり気になり始めてしまう


しかし大人になって友達になりたいと言うのも変な話で声をかけづらく一年が経ってしまうが今だ女を持ち返れないのにめげずに参加し続ける奴


女のオッパイばかり見ている男にいい加減俺を見ろと言いたくなってしまう自分に愕然とする。


どうしたんだ俺???


奴が誘われているコンパは奴の友達経由で全て把握して参加するなんて変だ


最近では奴が目を付けた女は他の奴をけしかけたり上手くいきそうになると陰でメモを渡しホテルに誘えば直ぐにこっちになびき邪魔をしてやる。


俺ってこんなに性格が悪かったのか


トイレに席に立つあいつの後をついて行き一緒に用をたすのが密かな楽しみになっている俺


何とか近づこうとするが


なのに奴は俺の名前すら呼んでくれず全くのスルー


そして良く情報をくれる奴がとんでもない事を教えてくれる。


奴は未遂ながら男に数度襲われている事


寮では魔性の男と呼ばれている事


何でも奴のお尻にはハートの痣がありそれを見た男達は脳裏から二度とその存在を消せず邪まな想いに囚われるから奴とは風呂を一緒に入ってはいけないと言う寮の規則が本人に内緒であるらしい


見たい!!


その痣を見ながらぶち込みたい!


瞬時に興奮し想像してしまった俺は愕然とする。


異常だ


男のケツに何をしようというんだ……ホモになってしまったのか


暫く悩んだが認めるしかなかった。


漸く俺は奴に執着し惚れてしまっている事に気付いた時には遅く


忽然とコンパから姿を消してしまう


どうやら自衛隊を辞め実家に戻ったらしい


諦めきれない俺は自衛隊を辞め奴の家を調べストーキングし行動をチェックして監禁してしまおうと計画し確実に進めて行きいざ実行しようとした時


又しても忽然と消えて逃げられてしまう


家から一歩も出ず引き籠りになってしまったのかと1カ月待ったが現れず、焦れた俺は友人を装い尋ねると奴に似た母親が外国に行ったと告げられる。


行先は教えてくれなかったがそれは絶対に嘘だと知っている俺は探偵を使ったりとしたが本当に実家には住んでいない事だけが確認できたが消息を知るのは無理だった。


全てが遅かった


もっと自分の気持ちに正直になり気付いていれば


今頃この部屋で思う存分奴を犯して愛を囁いていたはず


俺に残されたのは行き場を失った欲望と奴を隠し撮りした写真だけ


部屋一杯に貼りつけた奴の写真を見詰めながら俺は絶対に諦めないと思い直し引っ越しをする事にした。


何時か必ず実家に戻るはず。


実家の近くのマンションを借り常に見張り帰るのを待つ事にした。


奴が戻って来たら直ぐに監禁して俺だけの物にするのだ


その日を夢見て日々懸命に働き金を貯める俺


戻って来たら二人の時間の為に全てを使う為




愛しているよ健斗




俺の全てをお前に捧げよう。









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