表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
玄武国物語 「私と王様」  作者: 瑞佳
第2章 私の王様
45/70

番外編-チョンルイグゥイの思惑-







始めまして、僕の名前はチョンルイグゥイと言います。


まだ孵化して一月ですので声で話すと赤ちゃん言葉になってしまうので恥ずかしいから思念を使います。


お父様はルイングゥイ。玄武国の丞相を務める立派な人で尊敬していますが嫉妬深さが偶にキズ


お母様はアンチョングゥイ。良妻賢母でとても綺麗で自慢の母親


そして弟である卵もいますが今だ自我が出来ていないようでお話は出来ませんがその日が楽しみ


何故弟だと分かるのか?


それは分かるからです。 恐らく大まかな未来視が出来るようで無意識に感じてしまうみたい。


その力で僕は弟が生まれた時に視てしまった未来を知り早く体を成長させて殻を割って孵化しようと決意し、両親から神力を多めに貰い四ヵ月も早く殻を割って出てきました。


どうしてそんなに急ぐかですか


それは将来、僕は弟ととある少女を巡って対立するからです。


僕は絶対その少女を手に入れなければいけない


その為にも一月と生まれの変わらない弟より大きな力を示し屈服させ逆らわないよう教育しようと思ったから


その為にも用意周到に準備


卵の内から僕に逆らえないように潜在意識に刷り込んでおけば横恋慕しても僕からあの娘を奪おうとは考えないと思うけど可能性はゼロではない


未来なんて不確定なもので油断は出来ません。


恋は盲目


あの娘にあったら幾ら従順に躾た弟も僕に逆らうかもしれません。


僕とて弟をこの手にかけるなんて嫌ですし、あの娘に嫌われたく無い


僕はそれ程あの娘に既に恋をしている。




初恋はミユキ様だった。


初めてお会いし口付をされた時は今だ形成されていないはずの心臓が爆発するかと思うほどドキドキして、愛らしい姿に見惚れてしまう


だけどミユキ様は既に人妻だったし、相手は亀王だからまだ僕は適わない


まだ卵の僕に嫉妬してミユキ様に会わせてくれないし


亀王も心が狭い、あんな男がミユキ様の相手なんてお気の毒


僕が孵化した時に少しだけ会いに来てくれたけどその間中赤ん坊の僕を睨みつける上にしきりに可愛い可愛いと誉めてくれるミユキ様は僕を抱っこしたそうなのに、僕に見せつけるかのように抱きしめて放そうとしない


事前にお父様に言い含められていた僕は無邪気な赤ん坊の振りに徹した


「いいかいチョンルイグゥイ。ミユキ様に話しかけていけない! そうすれば嫉妬深い陛下は赤子のお前とて容赦しないだろう。 そうなれば私もだが母も嘆き悲しむ……此処はお前が分別を持って可愛い赤子の振りをしているんだよ」


赤ちゃんの僕に分別を持てなんてある意味笑えるけど此処は素直に返事しておく


『 はいお父様 』


大好きなお母様を悲しませるのは僕も嫌だし


だけどミユキ様にもう一度お会い出来て良かった。


僕は確信する。


あの愛しいあの娘はミユキ様が産んでくれると


だからあの忌々しい亀王は生かしておかないと


何れ僕が王位を就く時に殺しちゃおうと思ったけど考えてみれば伴侶であるミユキ様も死んじゃうし、あの娘も生まれない事態になっちゃう


亀王も僕と言う存在を内心喜んでいる。


サッサと亀王の座を押し付けようとしているのが父の話から推測でき、案外利害は一致してるしミユキ様しか見えてない男は喜んで僕に皇女をくれるだろ


くれないなら殺してでも奪うけどね。例えミユキ様が犠牲になっても仕方が無いと思えるほどあの娘が欲しい


あの娘が生まれるのはまだまだ遠い未来


それまでに僕は次期亀王と成るべく勉強と努力を怠らない


全ては愛しいあの娘の為


僕の伴侶の為に最高の男になる。


そしてあの娘の望む事全てを叶えてあげるんだ。


絶対幸せにするから安心して生まれて来てね


僕の大事な未来の花嫁







逃がさないよ






絶対に







恐ろしい赤ちゃんです!!


一種ホラーかも


こんな男の子に愛される深雪の長女もお気の毒


未来で深雪と亀王の間に人間の女の子が生まれますが、容姿は深雪にそっくりだけど髪はプラチナで瞳は薄いブルーで普通であれば綺麗な色合いなんだけど顔が地味なせいか全体的にぼやけた印象で存在感が薄い少女で性格は深雪に似ず卑屈でネガティブ


両親は溺愛してるんだけど二人がラブラブ過ぎて少しいじけ気味


周りの人間も目の前に皇女が居るのに皇女は何処に居るんだと捜し回る程に存在感が希薄である意味特技になっている。


「どうせ私なんか居なくても同じなんだわ」


そんな卑屈皇女に愛を囁く次期亀王であるチョンルイグゥイ


見事な赤い髪に緑の瞳の超美男子で全てにおいて完璧な男が自分に言いよって来るのが信じられず、自分とつい比べて釣り合っていないので更に卑屈になってしまう


完璧過ぎて避けられているのに気付かないチョンルイグゥイは躍起になって更に完璧を目指すと言う喜劇


何とか振り向かせたかったが、最後は焦れたチョンルイグゥイが王位を就いて無理やり伴侶にしちゃう設定。


チョンルイグゥイは皇女に操を立て女性に指1本も触れない潔癖さだったので、いい加減欲望が爆発しちゃったようです。


数百年童貞……この記録は四神国のギネスで破れる者はいないと噂されている。


一方弟は完璧な兄に可愛がれ崇拝しているが常に兄と比べられ少々卑屈になりながちながらブラコン青年は立派に育つ。最初は兄が執着する皇女に嫉妬して虐めていたが何時しか好意を持つが既に遅く皇女にはチョンルイグゥイ同様に嫌われてしまっていた。


全ては兄の思惑に嵌っているとは知らない弟


本来は完璧な兄の所為で忘れられられた様な存在で卑屈で暗い男に成長したが卑屈皇女と出会いお互いの共通点と性格の一致を見出し恋に落ちてしまう。それを許すはずが無いチョンルイグゥイは亀王となり二人を引き裂き皇女を無理やり伴侶にしてしまい弟は悲しみのあまり自害する悲劇の展開


どっちにしろ皇女はチョンルイグゥイの妻になってしまうので喜劇で終わった方が良い。

皇女も観念してチョンルイグゥイと幸せに暮らすでしょう。





チョンルイグゥイと皇女の話は書く予定が無いので此処に設定だけ書いておきます。


第3章はもう少しお待ちください……「龍王の娘」も先が長そうだし


完結は絶対したいので応援宜しくお願いします。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ