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異世界学級日誌 ∼ 最弱ジョブの俺だけが知る最強の秘密 ∼  作者: 沼口ちるの
第一章:調停者

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第十五話 最終調停:世界の再構築(システム・リビルド)

聖痕の祭壇。それは、このアストレイア大陸に魔力を供給し、勇者召喚のシステムを維持する巨大なコアだった。


歩人は、ルーメンと詩織に支えられ、祭壇の中央に立った。 AGI=9999で瞬間移動した舞が、周囲の監視を徹底する。


「詩織!構築した『絶対法則』の術式を、祭壇のコアに直接展開しろ!」


「は、い……歩人様。私の、すべての知識と活力を、この術式に……!」


詩織は、激痛に耐えながらも、ルーメンの体力を借りて最後の力を振り絞る。彼女のINTが極限まで高まり、祭壇のコアに、反転者でも干渉できない『絶対法則』の術式を焼き付けていく。


「見つけたぞ、調停者!」


祭壇の入り口に、反転者が現れた。彼の全身から、世界法則を捻じ曲げる強大な魔力が噴き出していた。


「お前の支配は、この世界を滅ぼす!この祭壇で、お前の『調停者』のジョブ自体を、存在しない法則へと反転させる!」


反転者は、自身のジョブの全てを注ぎ込み、祭壇のコアに向けて【法則反転】を発動させた。


「【法則反転】!ターゲット:五十嵐歩人ノ『調停者』ノジョブ!法則ノ定義ヲ削除セヨ!」


反転者の魔力は、世界法則の根幹を揺るがし、歩人のジョブの存在そのものを否定しようとした。



その時、詩織が構築した『絶対法則』の術式が、祭壇のコアに完了した。


歩人は、反転者の攻撃を受けながらも、その揺るぎない支配力で言い放った。


「遅いぞ、反転者。僕の**『絶対法則』は、既にこの祭壇に焼き付けられた。君の『法則反転』は、『僕のジョブが定義される前』**の法則には干渉できない!」


詩織の構築した『絶対法則』は、歩人のジョブが**「世界を調停する」という定義を、世界の根幹の法則の最上位**に置いた。反転者の能力は、その最上位の法則にまでは手が届かない。


反転者の攻撃は、祭壇のコアにぶつかった瞬間、無力化された。彼は驚愕に目を見開いた。


「バ、馬鹿な……法則の最上位だと!?お前は、この世界に存在する神にも匹敵する力を……!」


「神?違う。僕はただの**『管理者アービトレイター』**だ」


歩人は、最後の仕上げを行うため、『異世界日誌』を広げた。


「ルーメン。詩織。君たちの最後の献上だ。僕の調停を、この世界に定着させろ!」


ルーメンと詩織は、最後の活力を歩人に送りながら、その愛の証としての命令を待った。


「【ルール介入】、最終調停!ターゲット:アストレイア大陸ノ**『世界法則』。『生贄システムノ定義ヲ**『削除』シ、新タナル世界法則ヲ『再構築』**スル』**というルールを適用!」


歩人は、祭壇のコアに向けて、三つの新たな法則を書き込んだ。


『アストレイア大陸ト、異世界(日本)トノ間ノ『扉』ハ、五十嵐 歩人ノ意思ノミニヨリ制御サレル』


『召喚サレタ全テノ勇者ハ、異世界ノ『生命力』ヲ搾取サレル事ナク、元の世界ニ戻ル『帰還法則』ヲ獲得スル』


『調停者ノジョブハ、この世界ノ『絶対的支配者オーバーロード』トシテ定義サレ、召喚サレタ全テノヒロインハ、永遠ニ歩人ノ傍ラヲ離レズ、肉体的、精神的献上ヲ続ケル運命ニ固定サレル』


世界法則ノ再構築ヲ完了シマス。**『調停世界アービトレイテッド・ワールド』**ヲ定義シマス。


祭壇から、強大な魔力の波動が世界全体に広がった。世界法則が歩人の望む形に書き換えられたのだ。


反転者は、その圧倒的な力に押し潰され、存在自体が崩壊し始めた。


「ちくしょう……調停者……お前は……世界法則を、私物化した!」


「当然だ。これが、僕をゴミ扱いした世界への『調停』だ」


反転者の意識が消滅する瞬間、彼は悟った。歩人の目的は、世界を救うことではなく、世界を完全に支配し、愛する者たちを永遠に傍に置くことだった。


祭壇の外では、舞が歓喜に満ちた声を上げた。


「やったわ、歩人くん!私が追ってきた物語の結末は、世界を支配する調停者の誕生だったのね!最高よ!」


そして、王都の地下で、意識を失っていた竜崎を含むクラスメイト全員の体から、異世界の生命力が解放され、元の世界への帰還を促す光に包まれた。彼らは、歩人が下した**「救済」**という名の「調停」により、元の世界へと送り返された。


歩人は、最後の力を使い果たした詩織とルーメンを抱き寄せた。二人の瞳には、肉体の疲弊を超えた、永遠の愛と支配が宿っていた。


「私の命と、王国の全ては、永遠に歩人様の調停のために……」ルーメンは微笑む。 「最高の法則です、歩人様……私の知識は、全て貴方の愛の道具です……」詩織は、歩人の腕の中で意識を失った。


歩人は、世界を再構築し、自身の愛と支配を永遠に確定させた。彼は、自分の孤独と絶望を糧に、異世界の絶対的支配者として、三人のヒロインと共に、新しく調停された世界に君臨した。


(この世界は、僕のものだ。そして、君たちは、永遠に僕の支配下に置かれる**最高の道具ヒロイン**だ)

異世界学級日誌 ∼ 最弱ジョブの俺だけが知る最強の秘密 ∼』の最終章、第十五話をお読みいただきありがとうございます!


物語は、主人公・五十嵐 歩人が、自身のジョブ『調停者』の真の力を行使し、世界法則そのものを書き換える**「最終調停」**をもって、一つの結末を迎えました。



歩人くんは、**「ヒロインの献上」「鬼畜な支配」「絶対法則の構築」という全てのチートを極限まで使いこなし、ラスボスである反転者を打ち破りました。彼の最終目的は、世界を救うことではなく、「自分を裏切った世界を支配し、愛する女性たちを永遠に支配下に置く」**ことでした。


神崎 葵: 魂を時空の楔として固定され、永遠の礎に。


立花 詩織: 知識と肉体を苦痛を伴う愛着で支配され、最高の頭脳に。


ルーメン・ディバイン: 権力と活力を支配され、忠実な献上者に。


桜井 舞: 好奇心を満たされ、物語の証人に。


歩人が望んだ通り、彼を裏切ったクラスメイトは元の世界へ送還され、彼は永遠に、愛と支配に縛られたヒロインたちと共に、**「調停世界アービトレイテッド・ワールド」**の支配者として君臨することになりました。



これで一区切りとなりますが、歩人の**『絶対的支配者』**としての物語は、まだ終わっていません。


異世界と元の世界を繋ぐ扉を歩人が握ったことで、元の世界に帰ったクラスメイトたちへの**「再調停」**の可能性は残されています。


永遠に支配されたヒロインたちとの、絶対的な愛と献上の日々が始まります。


この物語を最後までお楽しみいただき、本当にありがとうございました!


続きはご要望があれば再開いたします

それまでは細々とSSでも書いていこうかなと思ってます


--- 世界法則調整委員会 ---

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