表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

SF短編・ショートストーリー集

【SF短編小説】最後の記憶 ―デジタル霊廟に捧げる祈り―

作者:霧崎薫
 2070年。人々は死後、自身の記憶をデジタル霊廟に保存できる時代となっていた。
 終末期医療施設で、父は娘の美影に告げる。

「私の記憶を、消してほしい」

 デジタル霊廟の開発者でありながら禅寺の住職である蒼幽。
 彼女もまた、大切な人の記憶を消去した過去を持っていた。
 記憶は残すべきなのか、消すべきなのか。
 テクノロジーは人の死をも超越できるのか。
 そして、本当の「別れ」とは何なのか。
 静かに、しかし確かな足取りで、美影は答えを探してゆく—。
 これは、記憶と存在の本質を問う、魂の物語。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ