第86話 「ひとみちゃん⑰【POP IN】ダンジョン」
仁美ちゃん、アパート地下のダンジョンに潜入!
文章力が無いので、もしかしたら読み辛い部分もあるかも知れません。また「紀州弁」を意識して書いたので見苦しい所もあるとは思いますがご了承ください。あえて主観「紀州弁」を設定しました。
・⋯━☞アパート地下ダンジョン☜━⋯・
・⋯━☞第1階層倉庫☜━⋯・
「ほぃじゃあ、ちょっとダンジョンに潜ってみる?」
「えっ? ええの?」
「いいんですか?」
「ええんとちゃうん? 別に入ったらあかんって決まりも無いし、このダンジョンは私らが見付けたダンジョンなんやし、私らの自由にしたら!」
「「・・・(汗)」」
仁美と和美は、マコと一緒にダンジョンへ入る事にした。
そして、ただ『ダンジョン』と呼ぶのはあれなので、このアパートの地下にあるダンジョンを、そのまんま『アパート・ダンジョン』と名付け、また仁美の提案で略して、『アパダン』と呼ぶ事にした。
「はい! 一応、念の為にコレ着けとって!」
「「コレは?」」
「このアパダンの外に転移できる、『転移チョーカー』やよ!」
「「転移チョーカー?」」
「そおっ!」
マコが言うには、このアパダンから感じる魔力量からすると、それほど強力なモンスターは生息している様子ではないと思われるが、万が一の事を考えて、緊急脱出用の転移魔導具を用意してくれていた。
それは、マコ自身が開発した首に着けるチョーカータイプで、この3人の魔法使い達の誰かが『窮地的な危機察知』をした場合に、3人とも瞬時に地上のマコの部屋に設置された転移先魔法陣へ転移できる仕様となっていた。
「へえ~~~凄いやん!! 流石に大したもんやな!
そんな魔導具作れるようにもなったんや!」
「ハート型なんですね?」
「まあね! なかなか可愛いやろ?」
「ちょっと恥ずかしいけど・・・(恥)」
仁美は、チョーカーを首に着けてみた。
「ふふふ 結構、似合ってて可愛で仁美さん!」
「うんうん! とっても可愛いです仁美さん!」
「!・・・そうかな(恥)」
和美とマコに、『可愛い』と言われて恥ずかしかったが、でも嬉しくもあった。
また、ハート型のチョーカーも、可愛くていい感じに思えた。
この頃、自分でも思考と言うか感情と言うか、『女っぽくなってきたな・・・』と自覚する仁美だった。
「さて! これからダンジョンに潜るんやから危険を覚悟のうえでって事で、2人とも理解はしているとは思うけど、事故は絶対に避けたい!」
「「うん!」」
「だから、一応ルールを決めとこうか!」
「「ルール?」」
「うん! えとね・・・」
マコの言うルールとは、このアパダンは、後にリオリオが暇を見て潜る予定ではあるが、仁美達でも3階層までは潜っても良いと言われている事。
まだほとんど何も分かっていないダンジョンなので、本来ならリオリオ同伴の方か良しとするが、自分達だけで潜る場合は、3人以上で潜ること。
万が一を考えて、『緊急脱出用魔導具』を使用すること。
一応、マコが発見者であり、経験者でもあるので、マコの指示に従うこと。
絶対に、無理はしないこと。
との、ことだった。
「なるほど! まあ、了解了解!」
「ふむ」
「ほな、行きましょか!」
「おう!「はい!」
こうして仁美達3人の魔法使い達は、アパート・ダンジョンに潜入した!
仁美達が所持している物は・・・
【ショルダーバッグタイプのマジック・バッグ】
マジック・バッグ内は、【女装役剤各種】、【自作回復魔法薬×99本】、【ポケットティッシュ×1ダース】、【ゴミ袋10枚入り×2袋】、【自作意味・操作不明魔導具×58個】、あと色々・・・
などとマジック・バッグ内を表示しても無意味なので後は省略。
【殴り棒(仁美専用マジック・ワンド)】
【緊急脱出用チョーカー(赤)】
和美が所持している物は・・・
【ボディーバッグタイプのマジック・バッグ】
【魔法少女系のマジッグ・ワンド】
【緊急脱出用チョーカー(青)】
マコが所持している物は・・・
【ウエストポーチタイプのマジック・バッグ】
【マネーボッタータイプのマジック・ワンド】
【緊急脱出用チョーカー(緑)】
一応は、各々のマジック・バッグには何やら沢山入ってはいるが、正味『緊急脱出用チョーカー』しか使わないのだが。
仁美達は、アパダン地下2階層への扉前に向かった。
マコは、扉を開く!
「じゃあ、開けますよぉ~~~」
「おう!「はい!」
ガコン! ギィイィイィ~~~・・・
バターン!
・⋯━☞第2階層入口付近☜━⋯・
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