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女装剤  作者: 嬉々ゆう
57/91

第56話 「魔法使いになりました」

魔法使いになれるかも知れない?

魔法や魔法使いに憧れていたチヒロ。

究極の選択。運命の分かれ道。

チヒロは、どちらを選ぶか。


文章力が無いので、もしかしたら読み辛い部分もあるかも知れません。また「紀州弁」を意識して書いたので見苦しい所もあるとは思いますがご了承ください。あえて主観「紀州弁」を設定しました。



・⋯━☞翌朝☜━⋯・


••✼••チヒロ宅自室••✼••



チヒロこの親が仕事へ出掛ける前、家族3人で、チヒロが魔法使いになるか否か、について話し合った。

 結論として・・・

 あっさり、

『魔法使いに、俺はなる!』

 と、決まった!

 本当に、あっさりだった。



••✼••リビングにて••✼••



「おとーちゃん!」


「おう! どうしたチヒロ?」


「俺・・・魔法使いに、俺はなる!」


「私も! 魔法使いに、私はなる!」


「えっ?! ちょっと、待ってくれ!

 おかぁちゃんも魔法使いになるんか?」


「「そうよ!」」


「ええー?! ほな、俺も魔法使いになる!」


「そうなん? ほな、家族3人魔法使いになる!」


「「魔法使いに、なる!」」



 と、気まった!

 こんな適当でいいの?

 って、思うけど、これが、俺の家族なのだ。

 うむっ! これで、いいのだ!(カバボンパパ?)



「あっ! それとね?」


「「なに?」」


「『魔法使いになる方法』はねえ、【魔法陣】の上で、『魔法使いへの聖別の儀式』ってのをするか、それともう1つの方法では、【異世界ゴーグル】を使って『異世界ムトランティア』に行く事なんやって!」


「「ちょっと待ったぁ━━━っ!! 」」


「うわっ! ビックリした! なにぃ?」


「チヒロ! 今、異世界ってゆった?」


「異世界ってかあ!! 異世界ってかあっ?!」


「そこっ?!」



 母親が、チヒロの顔に自分の顔がくっ付くくらいに寄せて聞く。

 あっ! そう言えば、この【異世界ゴーグル】について、ユキナには話していなかったっけ・・・(汗)



「お、おう・・・(汗)」


「おいおいおい! チヒロ!

 異世界ってゆったか?! 異世界ってゆったか?!」

 ガクガクガクガクガクガクガクガクッ!



 父親は、チヒロの肩をガッチリ掴んで、前後へ激しく揺さぶりながら言う!

 揺さぶり症候群~~~(汗)

 脳の血管切れるぅ~~~(汗)



「ゆっゆっゆっゆっゆったぁ! からぁ!

 おっおっおっおっおっ落ち着けぇ~~~!」


「聞いたか、おかーちゃん! 異世界やってよお!」


「聞いたよ、おとーちゃん! 異世界ヒャッホー!」


「「わあ━━━いっ! わあ━━━いっ!

 バンザ━━━イッ! バンザ━━━イッ!」」


「ぼかぁ~~~ん・・・」



 チヒロの両親は、まるで選挙に当選したかのようにバンザイ!?

 そんな2人をみてチヒロは、思わずポカーン・・・

 父親の名は、五月女(そうとめ) 虎雄(とらお) 40歳。

 母親の名は、五月女(そうとめ) (かなえ) 33歳。

 2人で腕を組んでクルクル回る回る♪

 これ何ダンス? 歓喜の舞?

 よく喧嘩をする夫婦だけど、結局めっちゃ仲が良い夫婦なのだ。




・⋯━☞その日の夜☜━⋯・



••✼••チヒロの自室••✼••



 チヒロは、ユキナとレイン通話をした。



 キンコンカン~キンコンカン~♪


『はい! もしもしチヒロ? なに~?』


「あ、うん あのねぇ・・・

 俺・・・いや、俺ら家族全員・・・

 魔法使いになるって、決まってしもたわ!

 あっはっはっはっはっは!」


『えっ?・・・・・・・・・・・・

 ええええええええ~~~?!

 うそ! うそうそうそうそうそおっ!!

 ソレ、どーゆー事ぉ?!』


「あちゃちゃっ まてまて、落ち着け!

 あんな? 俺が魔法使いになれるって、おとーちゃんと、おかーちゃんに話したら、2人とも魔法使いになるって言い出して・・・はっはっ!」


『ええっ?! なになになにっ?!

 うそうそうそっ?! ちょっと待って!!

 チヒロんち、家族全員が魔法使いになるってこと?』


「う、うん そーゆーことかな?」


『ええええええ~~~?!

 くぁwせdrftgyふじこlp~~~!!』


「ちょっと、落ち着けって(汗)」



 ユキナに、チヒロの家族全員が魔法使いになるって話しをしたら、ユキナは珍しく取り乱して驚いた様子だった。

 ユキナも魔法使いに、なりたかったからだろう。

 そう言えば、ユキナの家族はどうするんだろうか?



「ところで、ユキナの家族は何かゆーてる?」


『喜んでくれてるんやけど・・・』


「・・・あまり乗り気じゃないんか?」


『うぅん・・・そうでもないんやけどね?』


「うん? どした?」


『なんかね? 魔法使いになったらね?

 魔管保省(まかんぽしょう)ってゆってたかな?

 そんな名前の機関が、魔法使いを捕まえに来るって言うんよ

 だから、魔法使いになるのを怖がってるみたいなんよね』


「まかんぽ? なんじゃそりゃ?」


「うーんとねぇ、お父ちゃんから聞いた話しでわ~」



 『魔女魔法使(まじょまほうつか)管理保護法務省(かんりほごほうむしょう)


 魔女魔法使い管理保護法務省、通称「魔管保省(まかんぽしょう)」とは、魔女、魔法使い、そして魔法に携わる人達を管理、監視、取り締まる代わりに、問題や事故が起きた場合には、行政とは一切を隔離され、事の事後処理を行い保護するという機関。

 だが、魔管保省の保護下に入りたいのなら、それなりの税を収める事になるらしい。

 しかも、かなりの額だと言う。

 そればかりか、魔管保省に加盟する魔法使い達が作った魔法薬や魔導具は皆、魔管保省が接収(せっしゅう)し、またそれらは全てが魔管保省に著作権があり、作者の魔法使いには、自由に使う事も売る事も所持する事すらも出来ず、自分で使う権利すら無い。

 そして作者には、利益のたった1割しか与えられない。


 そんな機関に捕まったり、目を付けられたりでもしたら、それこそ一生飼い殺しにされる!

 と、ユキナの両親は考えているらしい。


 そんな事はない・・・

 余程、目に余るような魔法を使っての不正行為や、犯罪などの悪さをしなければ、魔管保省に強制的に取り込まれたりはしないのだが。

 魔管保省について、間違ったネガティブな噂が広まっているようだ。



「げげえっ!! なん~じゃソレ?! 怖っ!!」


『怖いやろぉ? だからね?

 ウチのお父ちゃんが、魔法使いになる事を、めちゃくちゃビビってんのよぉ!』


「ううう~~~ん・・・

 なんか俺もビビってきた(汗)」



 なんて話しをしていたら・・・



 シュパァン!

「よお! 小娘!」


「うをわあっ!! ビックリしたあ!!

 って、うわっ! 鼻水出たっ(汗)」


『なになに?! チヒロ? どーしたん?』


「ちょいと、スピーカーにさせてもらうぞえ?」


「え? ああ、はい」

 ピッ!



 突然、良子が転移魔法で現れた!

 かと思ったら、既にチヒロ達の話しを聞いていたらしく、勝手に事を進める。

 良子は、チヒロのスマホのスピーカーボタンをタップし、スピーカーモードにした。

 それにより、3人で話せるようになった。



「よう! お嬢さん! 確か名前は、ユキナやったな?」


『あ、はい! あの、貴女は誰ですか?』


「私は、大魔女リオリオじゃよ!

 仲間達からは、『良子さん』と呼ばれとるわな」


『良子さん? あ、あの良子さん?!

 いろいろ助けてくれて、ありがとうございます!』


「いやいや! なかなか出来た娘さんのようじゃな?

 しかし、チヒロとかいう小娘とは、エラい出来の違いじゃなあ?」


「ちょっ! なんなよオバン!

 なんで俺が『小娘』で、ユキナが『お嬢さん』なんじゃよお?!」


「ふっ! お前の、そういう所がじゃよ

 未だにお前は私の事を、『オバン』と呼ぶ」


「あっ! それは、まあ・・・すんません(汗)」



 良子呼ばれるとき、ユキナには『お嬢さん』と呼ぶのに、自分には『小娘』と呼ぶ事にチヒロはムカついた。

 でも、この良子さんには、頭が上がらない。

 本当に色々とお世話になっていたから。



「まったく、少しはユキナを見習って、もっと女の子らしくできへんのかえ?」


「そんなん言われても、どうせ来年には・・・」


「ま、じっくり女の子として自覚するんじゃな

 それは、お前の為でもあるからな」


「!!・・・俺の為・・・???」


「まあ、ええわい

 こらから、魔管保省について簡単に説明するぞえ?」


「あ、はい・・・」


「お嬢さんもええかえ?」


『あっ! はい! お願いします!』


「魔管保省とはな・・・」


 

 良子さんは、魔管保省について説明してくれた。

 (おおむ)ねユキナから聞いたまんまだったが、魔管保省に加盟していない魔女や魔法使いの事を、『野良の魔女・魔法使い』と呼ばれていて、略して『ノマ』とも呼ばれているとか。

 また、ノマはノマ同士で小規模のグループを作る事が多く、良子もまた『大魔女リオリオの魔法倶楽部』なるものを作っていて、その部長なんだとか。

 良子の倶楽部には良子を遥かに超える、魔女の国『魔法の国とも呼ばれる』を創った創造主の末裔だともいう『大魔女セーラ』が居るんだとか。

 凄いメンバーが居るもんだ。

 チヒロは、いずれ大魔女セーラとも会う事になり、自分の人生に大きく関わる事になるのだが、まるで現実感が無く『ふぅ~~~ん』と聞き流していた。

 もし、チヒロ達も魔法使いになったなら、良子の魔法倶楽部に入れてくれると言う。

 すんげぇー!



『すごい!すごい!』


「ホンマに凄いわなぁ? 流石は良子さんやな!」


「はっ! エラい調子がええのお? この子娘め!」


「いやははっ・・・(汗)」


「まあ、ええわいな!

 私は、お前達を気に入っとる

 もしお前達が魔法使いになりたいと言うのなら、必ず全面的にサポートをするし完璧に守ってみせると約束するぞえ?」


「ホンマですか!」


『わあ! 嬉しい! 私、魔法使いになりたい!』


「うむ わかったわかった!

 ユキナの両親には、私から話してみるから、ちょいと待っててくれな?」


『あ、はい』


「えっと・・・良子さん? 何を・・・???」


「まあ、お前達は、ただ待っとればええわな!」


「え? あ、はい・・・」


『はい・・・』


「ほな! ちょいと行ってくらからな!」


「え?・・・」


 ヒュン!


「わっ?!」


『きゃあ! りょ、良子さん?!』


「んなっ?!・・・」



 なんと良子は転移魔法で、この瞬間にはもうユキナに会いに行っていたのだった。

 なんとも便利な魔法だ。

 もし魔法使いになったなら、絶対に教えてもらおう!

 そして良子は、ユキナとユキナの両親と話し合い、結局はユキナの家族3人も魔法使いになると言う事になった。


 なんなんや良子って人は?!

 いや、大魔女か?

 人を丸め込む魔法でも使ってんのか?  

 何時だって、気が付いたら何もしなくても良かった。

 チヒロとユキナが女の子になった時もそうだった。

 チヒロとユキナの戸籍の変更や、各保険や保険証やマイナカードの変更など、そして重要事項などの名義変更など。

 学校関係の変更や関係者への周知の徹底。

 必要用具の完璧なまでの手回しと下拵(したごしら)えと調達をたったの数日でやってしまった。

 今更ながら、良子という大魔女を、改めて凄い魔女だと認識したチヒロだった。



 シュパァン!

「うわっ! また来た!」



 しばらく経って、また良子がチヒロの部屋へ転移して来た。



「よお! 話しは済んだぞえ!」


「あ・・・あはは・・・そ、そうですか(汗)

 それで、どうなったんですか?」


「後は、お前達の都合の良いように、自由に日程を決めて行なうんじゃな!」


「!・・・と、言う事は、OKって事?」


「うむ」



 良子は、ニッコリ微笑んだ。

 既に良子の凄さを知ったチヒロには、もう良子に逆らう気もなく、ここは有難くお礼を言うのが吉と思った。

 そんな良子の笑顔の裏側には、

『また、面倒な事をしやがって!』

 みたいな思いが本当は隠れているのでは?と勘ぐってしまい、寒気がするほど怖かった。



「あ、はい ありがとうございます・・・」


「では、サラバじゃ!」

 ヒュン!


 

 良子は、そう言って転移魔法で去ってった。



「すんごいな・・・あの人(汗)

 よおし! どうせ魔法使いになるんやったら、良子さんみたいな凄い魔法使いになりたい!」



 チヒロは、そう思った。

 だがチヒロは、良子よりも遥かに高い魔力を持ち、やがては良子を超える大魔女になる者が他に居るのをまだ知らない。

 また、その者とは、チヒロとユキナの人生の分岐点に大きく関わっていた事も。



・⋯━☞数日後☜━⋯・



••✼••チヒロ宅リビング••✼••



 チヒロは、良子から譲って貰ったマジック・バッグから、【異世界ゴーグル】を取り出し、皆に配った。



「えーと、トリセツによるとコレはですねぇ、【異世界ゴーグル】と言って、異世界へ行けるゴーグルらしいです」


「「「「「おおおお~~~!!」」」」」


「チヒロ! チヒロ!

 コレ着けたら、先ずどーなんの?!」


「「「「・・・・・・」」」」

 ドキドキワクワク・・・


「・・・・・・知らん!」


「「「「「~~~!!」」」」」

 ドタバタバタドタバタッ!



 みんな、流石は関西人!

 お約束通りに、豪快にズッコケてくれた。



「何よソレ━━━!!

 ちゃんとした説明を求めま━━━っす!」

 ウサギ座りで、抗議するユキナ。


「いやはは・・・(汗)

 実は、コレの使い方については、特に書かれてないんよ(焦)」


「おいおい! だいじょぶかチヒロ?」

 急激に不安になるチヒロパパ虎雄(トラオ)


「もっかい、ちゃんとよく見て読んでみてん?」

 ヒロにそう促すチヒロママ(カナエ)


「「「・・・・・・(汗)」」」

 めっちゃ不安そうなユキナ家族3人。


「ええ~~~と・・・ですねぇ・・・

 ホンマに特に何も書いてないんですよぉ!

 着けたら解るんとちゃう?」


「「「「くぁwせdrftgyふじこlp~~~!!」」」」


「わあ━━━っ! ごめんごめんってえ!!」



 良子から貰ったマジック・バッグから取り出したトリセツには、本当に【異世界ゴーグル】については、何も書かれていなかった。

 だが、最後の方に、チラッと何か書かれているのを見付ける。



「あっ! ちょっと待って?

 最後の方に・・・」


「「「「「?!・・・・・・」」」」」


「え~~~と、なになに?

 【異世界ゴーグル】を着けると、謎の声にて説明されるので、その声の指示に従うように・・・やって!」


「・・・それだけ?」

 不安そうに聞くユキナ。


「う・・・うん それだけ」


「はあ~~~・・・まあええわ!

 ほいじゃあ、とにかくゴーグルを着けてみよよ?」


「ユキナ! ちょっと待ちなぁよ?

 ホンマに大丈夫なんコレ?」

 心配するユキナママのモエ。


「そうじゃよお 仮に異世界に行けたとしても、帰って来れんのか?」

 元世に戻れなくなる事を心配するユキナパパのタツヒコ。



 ユキナの父親の達彦(タツヒコ)と、母親の(モエ)は、不安で不安で仕方がない様子。

 いくら魔法の道具(魔導具)とは言え、ユキナの両親の2人は、今まで小型のおもちゃレベルの魔導具しか見た事が無いので、半信半疑だ。

 着けるだけで異世界へ行けると言うが、そんな夢みたいな効果のある魔導具なんて見た事も聞いた事も無い!

 【異世界ゴーグル】の信憑性を疑うのも無理は無い。


 チヒロとユキナと双方の両親は、まじまじと異世界ゴーグルを見詰めるだけで、誰1人として信じる者は居なかった。

 すると、また良子が突然現れた!



 シュパァン!

「「「わっ!」」」

「「「きゃあ!」」」


「よおっ! 決心は付いたかえ?」


「「「「「良子さん!」」」」」

「オバッ・・・良子さん」


「おい小娘! 今、またオバンと言いかけたじゃろ?」


「あ、いやっ、その、ごっ! ごめんなさい(汗)」


「ふむ まあ、ええわい

 異世界ゴーグルを使うのを躊躇い踏ん切りが付かんようじゃな?」


「それは・・・まあ、そうですね」

 苦笑しながら言うチヒロ。


「う、うん 流石に未体験ゾーンなので(汗)」

 ゴーグルを持ちながら言うユキナ。


「「「「・・・・・・」」」」

 良子の説明を待つかのように良子を見詰める双方の両親。


「わかった! わかった! そんな目で見るな!

 どうせ、お前達が異世界へ行く時には、私は案内役として一緒に行くつもりじゃったからな!」


「「「「「「~~~♪♪♪」」」」」」



 そんな良子の言葉に、みんなはパァッ!と表情が明るくなる。

 しかし、あのチヒロの父親トラオが、良子を前にして借りてきた猫みたいに大人しくしている。

 まるで八の字の親分を前にした下っ端子分みたいに。

 トラオと良子との間に、いったい何があったのか?

 どんな人にも、恐れる人は居るものだ。



「では、異世界ムトランティアへ、行ってみるかえ?」


「「「はい!」」」

 「「「はい!」」」



 良子と一緒に、チヒロとチヒロの両親と、ユキナとユキナの両親とで、【異世界ゴーグル】を装着して、いざ異世界ムトランティアへ!


 ムトランティアで活動する魔力から作られた肉体は、全員少し若返ったように見えた。

 チヒロとユキナは、10~11歳くらいに。

 そして大人達は、20代半ばくらいに。


 ムトランティアで1日過ごしても、日本では1時間しか過ぎていない事を教わった。

 その日からみんなは、毎日1~2時間ほどで、土日はチヒロの父親トラオだけは海の家があるので何時も通り1~2時間だったが、他のメンバー達は連続7~8時間 ムトランティアへ行くのが日課となった。

 そして、みんな魔法使いへと覚醒し、日本では1週間、ムトランティアではおよそ1ヶ月が過ぎ、みんなレベルも100を超えていた。



魔法使いになる事を選んだチヒロと両親。

この選択の後の人生、何があり、何を見るのか?


また、魔法使いが増えましたwww

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